文化の日 ― 2011/11/03
秋晴れまでもう一歩の一日でしたが、さすが「文化の日」、来館される方がいつもより多く、忙しくもうれしい日でした。
MAKI NA KAMURA 展も残す日があと3日間になりました。
DMを見た方が慌てて駆け込みで鑑賞されたりしています。葛飾北斎の浮世絵を取り入れた構図はどこかで見覚えのある絵、と思われる方も多いのではないでしょうか。
海外で長く暮らしながら制作されるとかえって日本人としてのアイディンティーを問われることもあることでしょう。
文化の日のニュースでもう一つ、
5日に当館でピアノコンサートをされる高橋アキさんが紫綬褒賞を叙勲されました。
とってもタイムリーでうれしいことです、5日はお祝のコンサートになります、皆さまとシャンパンで乾杯いたしましょう。
MAKI NA KAMURA 展も残す日があと3日間になりました。
DMを見た方が慌てて駆け込みで鑑賞されたりしています。葛飾北斎の浮世絵を取り入れた構図はどこかで見覚えのある絵、と思われる方も多いのではないでしょうか。
海外で長く暮らしながら制作されるとかえって日本人としてのアイディンティーを問われることもあることでしょう。
文化の日のニュースでもう一つ、
5日に当館でピアノコンサートをされる高橋アキさんが紫綬褒賞を叙勲されました。
とってもタイムリーでうれしいことです、5日はお祝のコンサートになります、皆さまとシャンパンで乾杯いたしましょう。
コンサートのご報告 ― 2011/11/09
今日は朝から冷え込みましたね、本来の気候なのに異常気象が日常化してしまい、平常な気候を忘れてしまいそうです。
11月5日の高橋アキさんのコンサートは期待を超えた充実の時間でした。作曲家の湯浅譲二さんがいらっして作曲に関してのお話しや「実験工房」について聴かせていただきました。そしてアキさんが湯浅さんの曲「オン・ザ・キーボード」を全身のエネルギーを込めて鍵盤をかき鳴らし、会場が絶賛の熱気につつまれました。
また武満 徹作曲の「閉じた眼」1の演奏では作曲時に瀧口修三さんの死と重なったこと、ルドンのパステル画を念頭にした曲名であり、「開いた耳」の対語が含まれているのではと言ったアキさんから当時のエピソードを聴くことが出来ました。
演奏後、紫綬褒章をお祝いしてシャンパンで乾杯、用意したケーキも入って満席のお客様共々の賑やかなブッフェパーティーが遅くまで続きました。一座建立ってこんなことですね。皆さまにありがとう。
11月5日の高橋アキさんのコンサートは期待を超えた充実の時間でした。作曲家の湯浅譲二さんがいらっして作曲に関してのお話しや「実験工房」について聴かせていただきました。そしてアキさんが湯浅さんの曲「オン・ザ・キーボード」を全身のエネルギーを込めて鍵盤をかき鳴らし、会場が絶賛の熱気につつまれました。
また武満 徹作曲の「閉じた眼」1の演奏では作曲時に瀧口修三さんの死と重なったこと、ルドンのパステル画を念頭にした曲名であり、「開いた耳」の対語が含まれているのではと言ったアキさんから当時のエピソードを聴くことが出来ました。
演奏後、紫綬褒章をお祝いしてシャンパンで乾杯、用意したケーキも入って満席のお客様共々の賑やかなブッフェパーティーが遅くまで続きました。一座建立ってこんなことですね。皆さまにありがとう。
「文士危うきに近寄らず」展 ― 2011/11/17
11月から年末までの2ヶ月間、第二展示室では「文士危うきに近寄らず」展が開かれています。
なんとも長い展覧会名なので私たちは「文士」展とはしょって呼んでいます。
お察しのように「君子危うきに近寄らず」を懸けたのですが、昨年に続いてお二人の文士の作品展パートⅡなのです。
鍵岡正謹さんと酒井忠康さんは共に名美術館長でありながら、余技と言うには余りある作品をお作りになっています。
このまま余技にはまってしまわないよう、、危うきに近寄らず、、、と余計な心配をしつつ、その作品を楽しませていただこうという魂胆。
鍵岡さんは植物画と俳句を色紙大の紙に組んで、俳画を出品されています。「石蕗の花座禅の昼下がり」 颪(おろし)
酒井さんは新境地の書画を出品されました。墨の色・岩絵の具の鮮やかさが引き立っています。
おしゃれな色遣いで枠囲いされた「月下独酌」、見ていたらちょっとほろ酔い気分になりました。
秋深まる夜長、文士にそっと近づいてみてはいかがでしょうか。
なんとも長い展覧会名なので私たちは「文士」展とはしょって呼んでいます。
お察しのように「君子危うきに近寄らず」を懸けたのですが、昨年に続いてお二人の文士の作品展パートⅡなのです。
鍵岡正謹さんと酒井忠康さんは共に名美術館長でありながら、余技と言うには余りある作品をお作りになっています。
このまま余技にはまってしまわないよう、、危うきに近寄らず、、、と余計な心配をしつつ、その作品を楽しませていただこうという魂胆。
鍵岡さんは植物画と俳句を色紙大の紙に組んで、俳画を出品されています。「石蕗の花座禅の昼下がり」 颪(おろし)
酒井さんは新境地の書画を出品されました。墨の色・岩絵の具の鮮やかさが引き立っています。
おしゃれな色遣いで枠囲いされた「月下独酌」、見ていたらちょっとほろ酔い気分になりました。
秋深まる夜長、文士にそっと近づいてみてはいかがでしょうか。
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