越前谷嘉高展が終わりました。2017/11/11

 8月24日に始まった越前谷嘉高展は11月5日に終了いたしました。 期間中、今年で10回となる吉原かほるさんのピアノリサイタルがありました。葉山在住の吉原さんは、ふとしたきっかけで当館を気に入ってくださって毎年ご自分のリサイタルを開いています。 第一回目は以前から専門的に弾き込んでいたバルトーク中心のかなり重たい曲目だったことを憶えていたす。その後ご自分が編曲したガーシュインなどが入り軽快なリズムが流れるようになってきました。記念すべき10回目の今年は台風22号の直撃をうけたものの、天候など吹き飛ばすかのような勢いのある演奏会になりました。 また新たなる挑戦の11回、来年を楽しみにしています。

今日から横尾忠則 版画展が始まりました。2017/11/16

 1974年の《シャンバラ》シリーズは出版された時、作品がインド仏教などの影響を受けた独特な画面が大変評判になりました、そして世界の美術館に収蔵されている横尾さんの代表作の一つです。  今回はそのシャンバラシリーズの全て、全10作品を展示しています。その序文には、「〜シャンバラは実在の地であって同時に宇宙意識の中心でもある。シャンバラには流動するエネルギーのピラミッドがあり、われわれの太陽とエネルギーの交流をおこなっている。〜」と書かれています。 そして、昨日完成した最新作5点が同時に出品されました。 昨日午後、横尾さんにサインをしていただき、版元の岡部版画工房の牧嶋さんが運んできてくれました。出来立てのホヤホヤ作品です。 シャンバラとの時間差はなんと43年もあるんです。両作品の真ん中に立つと43年の時空を行き来するなんとも言えない意識を感じ、その空間が作品からのエネルギーで満ち満ちています。 他にも1996年の名作《LACHAPELLE》も第二展示室で観られます。 どうぞ横尾ワールドにトリップしてみてください。 上の写真は1996年《LACHAPELLE》制作時、版画工房の岡部徳三さん(故人)と打ち合わせしているところ
これは昨日スタジオでサインする横尾さんです
最新作を制作中の岡部版画工房の牧嶋さん
初冬のミモザが玄関先に育っています。

仲良く日向ぼっこですニャン。2017/11/24

 門限の時間まで親子仲良く日向ぼっこして待ってます。 黒猫のブーちゃんは石の上にもなんとかで、手持ちぶさたです。

椿が咲き始めました。2017/11/25

 10月末から咲き始めた「炉開き」から白侘助、山茶花も満開になりました。 午後の日差しも低くなって、第二展示室に長ーい光が当たっています。