迎春 ― 2018/01/06
2018年が始まりました。
カスヤの森現代美術館の最初の展覧会は「コレクションのススメ展」、どこかで耳にしたような、ひよっとすると福沢諭吉の「学問のすすめ」になぞらえてのネーミング?
開館当初には、作品鑑賞から一歩踏み込み作家の未来を共有してほしいと考え、「十萬円マデ展」とちょっとエゲツナイと言われたタイトルで小品を出品していただき展覧会を続けていました。
その後、東北の震災などの出来事が続き社会の雰囲気がすっかり変わってしまいました。
暫くぶりに再開を決めたのは河口龍夫さんの一言、「あの展覧会がないと小品を作るきっかけが無くって残念・・・」に押されたのです。
ボイス・パイク・ポルケそして宮脇愛子さんは亡くなられましたので収蔵作品からの出品ですが、若手から熟年作家までの21名の様々な表現が楽しめる展覧会になっています。
新春のひとときゆっくりとお気に入りの作品を見つけてみてください。
明日は午後2時から作家を囲んでのオープニングパーティがあります。どうぞ、どうぞ気軽にお出かけください。
コレクションのススメ展オープニング ― 2018/01/11
冬晴れの午後、出品していただいた作家13名を囲んでのオープニングとなりました。
友の会の方々の助けをいただき、和やかなスタートになりました。
出品作品が完売という作家や、コレクターとすっかり親しくなって日本酒を酌み交わしたり、作品についての質問が飛び交ったり、芸術談義をするグループだったり、思い思いの形で時間が経つのを忘れるステキな会でした。幸先がいいなぁ〜。
やっぱり御節になりました、椿ずしを加えて。
飛び入りでうれしい差し入れがありました。白花豆のサラダ、トルコの宮廷料理だそうです。美味しかったー。
レンコンのサラダ、先が見えるようにね。
フルーツきんとんは定番です。
これも定番の紅茶豚。
自家農園のゆず大根。
これも定番の丹波の黒豆。
保田春彦さんとのお別れ ― 2018/01/25
当館での展覧会−文芸のまなざし『家』~2005 年9月16日(金)~11月27日(日)にご出品の保田春彦さんが1月20日にご逝去されました。保田さんとは2004年に若江が鎌倉の近代美術館個展の折に
同時に同別館で開催した奥様のシルビアさんの展覧会がきっかけとなり親しくさせていただきました。
「文芸のまなざし」展の折、一緒にご参加いただいた高橋睦郎さんや酒井忠康さんと竹林に面した裏のデッキで貴重な話をいっぱい聞かせていただきました。
凛とした佇まい、まるで剣豪のようjな鋭いまなざしが今も昨日の事のように目に焼き付いています。
保田先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
李禹煥さんも加わりものすごい面々です。
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