30点の世界の神話2018/12/15

 山口由理子さんが神話の世界を絵画として表現した、この展覧会、あと一週間で終了します。 神話を収集・編集したミネケ・シッパーさんは人類が洪水や水害で滅亡するという、共通した内容の神話を30点選んで山口さんに絵画として表現することを依頼し、出来上がった作品がこの展覧会です。 30点の作品には長いストーリーもあれば、とっても短いストーリーもあり様々です。
 短いものはアメリカ先住民に伝わる終末神話で、そこには復活の兆しすら見えません。でもネブラスカ、ボニー族に伝わる話では万物の創造主が北極星と南極星が運命を支配し、南極星が北極星に近づき、追いついた時に世界は破壊されて終末を迎える。天の星々は新しい大地に落ちて人となる。破壊の時にこの世界を去った人々は天高く飛んで星になる。
 今、流星群がみられますが、こんな星々かもしれませんね。 また、違う神話をご紹介いたします。

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