世界の神話から(フランス領ポリネシア、ライアテア族)2018/12/23

 長い髪の毛を船に乗って引いている二人がいる絵があります、これは親友同士で小判鮫を釣ろうとして、誤って神聖な場所としているサンゴの洞窟に近づいてしまい、昼寝をしていた神の頭の冠に釣り糸を垂らしてしまい、昼寝の邪魔をされた神は怒ってしまうという神話から、神様の髪の毛を引き上げているところを描いた作品です。 行き過ぎた欲望と無知が原因で、神を怒らせてしまいとんだ嵐を招いてしまいます。
また、唯一日本の神話からは天照と素戔嗚、罰としての暗闇が描かれています。 山口由理子さんは日本の神話は、多くの方が描いているので、天照が天の岩屋から覗いた光だけを描くことに決めたそうです。
本来の由理子さんの作品ですが、コネクトー連結をイメージするオブジェ作品が主となっています。