今年もどうぞよろしくお願い致します。2019/01/01

 新年あけましておめでとうございます。 カスヤの森現代美術館の年明けは5日からです。 新しい企画展でスタートです。 どうぞ今年も皆さまのオアシスとしてお楽しみいただけますようご来館をお待ちしています。

開館25周年がスタートです。2019/01/04

 明日から今年初の展覧会「等温帯」が始まります。 当館のコレクションが主になりますが、岡部版画工房さんから彦坂尚嘉さんや合田佐和子さんの版画作品も販売用に用意していただきました。 今年はカスヤの森現代美術館してから25年の記念年です。 四半世紀の活動実績を、より充実させてゆきたいと思いますので、どうぞこれからもよろしくご支援ください。 カスヤの森現代美術館が皆さまとの楽しみを共有できる場となりますよう、ご来館をお待ちしています。

6日にオープニングがありました。2019/01/09

 展覧会名の「等温帯」って、どういう意味? これは造語なので辞書にはありませんが、読んで字のごとく等しい温度のゾーンという意味合いを込めて名ずけました。 作品の持つ温度を感じることがあります、当館でも常設展示されている70年代の美術が昨今、海外から熱いまなざしを向けられています。高松次郎さんや原口典之さん、宮脇愛子さんなど他にも大勢いらっしゃいます。 カスヤの森現代美術館が開館した1994年当時は、まだ現代美術?なんて解りません、と敬遠されてました。でも60年代〜70年代の作品から発する体温は熱いものがありました。そこで常設展示室を作ったんです。それから25年経ち変わりました。 これからますます、日本のこの時代が熱い視線を受けて行くでしょう、そんな気持ちを込めたオープニングでした。

春の光が竹林にいっぱいです。2019/01/13

 寒中お見舞い申し上げます。 外は寒いですが、光はもう春のようです。 西から差し込むひかりの線が竹林の椿を照らしていました。 入り口の3代目のミモザが蕾をつけています。 月末には花が開いてくれるでしょう。 今週の土曜日・19日14:00から今回の出品作家、橋本倫さんの特別講演があります。 芸術とアートって、どう違いがあるの? そんな話題から今の美術状況を語ってくれます。 どうぞお出かけくださいませ。

橋本倫さんの特別講演2019/01/20

 今回の展覧会出品作家でもある橋本倫さんの講演会が昨日開かれました。 テーマが「治癒神としての美術」、橋本さんが日頃から研究し実践する絵画芸術における真髄を詳しい例を引きながら、現代の美術とアートの違いなど非常に緻密な講義をされました。 人間にとり、美のもたらす力は孤独を恐れず死をも肯定するという、永遠の領域に入るのだと定義する。 「無限という、人間を宇宙の時空に宙吊りにするパスカル的恐怖の対象である開かれた時間の両端を切断して光で繋ぐと、永遠という美の円環になる・・・」昨日配布のレジュメから。 この講義、会期中には会場のモニターでご覧いただけます。