今年もご来館いただき有難うございました。2022/12/18

 「ペイン天狗」のO JUN さん、長谷川繁さんの絵画展で始まり、当館のコレクション展、夏の暑さの中で中村ハルコさんの「光の音PartII」では写真展, 「アブラハム・デェイビット・クリスチャン」ではオブジェとドローイングの展示、そして年をまたいでのカスヤクラフトでは「陶・竹・硝子」と企画を進めてきました。


世界に目を向ければコロナ感染症がまだまだ収束には遠く、連日のウクライナへのロシアからの残虐な攻撃が止むことなく、まだ数年はかかるとの見方も出ています。過去の歴史をみれば同じ状況が繰り返されていましたが、それは今よりもっともっと厳しいものだったはず、でも音楽家は作曲し続け、画家は描き続けていました。まして表現手段が増えてからはチャップリンは映画作りで世界を痛烈に批判し、音楽家は希望の光を見出そうと一生懸命に演奏し、それぞれの表現手段を駆使して時代を乗り越えてゆこうとしていたのだと思います。


来年がどのような日々を積み重ねてゆくのか・・・不安が走りますが時間は否応なく足元から去ってゆきます。 人が力を合わせて前へ進んでゆくなかで様々に表現できることをするのみです。 どうそよい年末をお過ごしください。