30周年記念展−III2024/06/07

 松澤宥展から前回のJoseph Beuys,、そして3回目となる若江漢字展が6月6日(木曜日)の昨日からスタートいたしました。
今展のテーマは「地中海・宗教」という大きな問題意識に基づいた作品を展示しています。10点の平面絵画とオブジェ2点によるインスタレーションを通してその問題を解き明かそうとしているようです。
60年になる制作活動で考えてきた様々な個人的ながら確信を待った答えを後の時代へ伝えてゆく必要があると、6月9日のトークイベントで熱く語ります。是非ご来館ください。

若江漢字さんのトークがありました。2024/06/14

お知らせしたように先週の日曜日には自信の展覧会に関してのトーク・イベントがありました。

展覧会のタイトルにあるように「地中海−1 始まり」はキリスト発祥の地としての地中海を捉え、同時に名画として残されている数々の宗教画の崇高さを取り戻したいと磔刑図や受胎告知などの壮大なテーマに挑戦した絵画と立体作品の双方を展示しています。
かねてより「人間を進化させる芸術作品でなくてはならない」と作品制作に向かっている作家の矜持を感じさせたトークでした。 準備が整い次第HPにアップいたします。
折しも半夏生の白が際立っていました。

トーク・イベント公開しました。。2024/06/23

例年より14日ほど遅かった梅雨入りですが今日はいかにも梅雨といった日です。
6月9日の若江漢字展のアーティスト・トークが当館HP上にアップいたしましたのでお時間のある時にご覧いただけたら嬉しいです。 作家の独特な解釈による現代美術論を展開しています。
会場には2体のオブジェ・母(アンナ)と娘(マリア)を囲むようjにキリスト教に関した絵画6点を展示しています。
竹林の紫陽花は梅雨の雨に濡れて鮮やかな色が際立っています。 夏至を過ぎて半夏生がますます勢いを増しています。