デュシャンを考える展について2024/11/08

暑い中でスタートした「デュシャンを考える」展ですが今週いっぱいで会期終了となります。 いつも始まる時には長い展示期間だと思うのでです・すが・・・時の流れの速いことに驚きます。

昨日は東京理科大学の建築研究ゼミの方々にご来館いただきました。 総勢16名、ちょうど作家の若江漢字さんが在館していたので作品について解説を聴いていただくことができて良かったです。 猿島や横須賀美術館も周るそうです。

デュシャンへのオマージュ2024/11/09

 今回の展覧会にチェスが二組出品されています。 チェスが好きで亡くなる前日もチェスをしていたと言われるデュシャン。 若江漢字さんが1980年代に4組のチェスをつくりました。
モデルとなった形は大ガラスの九つの鋳型と呼ばれる部分を立体化してキング・クイーン・ビショップ・などのチェス駒に当てはめたものです。 デュシャンへのオマージュとして捧げたチェス、ぜひ使って欲しかったですね。

李禹煥さんの新インスタレーション2024/11/17

 今週末から始まる李禹煥さんの展覧会「合間の遊作」に合わせ第三展示室に新しいカラスと石のインスタレーションが設置されました。 今まで壁面に描かれた点作品「対話」の床面に2000x1500x15mmのガラスに石を設置しました。
ガラスの重量が120kgもあり男手5人での搬入作業でした。 埼玉からの運搬でしたがさすがに手慣れた扱いで手早くついでの仕事で石まで運んでもらいました。
今回の展覧会の出品作品は本当に李禹煥さんの文人気質そのままに様々な分野の作品が並びます。 今年88歳になられた巨匠ならではの境地が感じられます。

李禹煥「合間の遊作」が始まりました。2024/11/24

 昨日、李禹煥さんをお迎えして「合間の遊作」展が始まりました。 超ご多忙な李さんですがご都合を合わせお越しいただきました。 ご持参の美味しいワインと用意したブッフェを囲んで久しぶりのオープニングパーティーとなりました。

開館15周年で李禹煥室ができ「対話」の壁面作品を制作していただきました。そして今年30周年には床面のガラスと石のインスタレーションが加わって充実の展示室となりました。
今回の展覧会は文人としての李禹煥さんの側面を知る機会になります。 ご自分でも最後の文人といえるのでは・・・と話されていました。

なんと合わせて246歳2024/11/30

 李禹煥さんの展覧会には様々な年齢の方に来ていただいています。 先日展示が終了して記念写真を撮りました。
3人の年齢を合わせたら246歳になっていました、ギャ!