李禹煥展が盛況裡に終了いたしました。 ― 2025/03/02
先週末で終了した李禹煥展は当館30周年締めくくりにふさわしい充実の画業の結果とでも考えたくなるような作品の数々でした。
今までの作品をご自身でその殻を破り創り変え、新たな好奇心が導く新たな表現を探って新作を制作されたのだと思います。 2023年作の「失敗の果てに」にはじまった混色のストロークがキャンバス中央の「一刷けの存在」を消し去るように左右上下に動いています、そして2024年作の作品はそのストロークが丸くなりその中央は一刷けの空間となってキャンバスの白が残されていました。 李禹煥さんご自身の言葉で・・・作品を作っているともっと何か新たな可能性を持ったものが出来るんじゃないか・・・と好奇心が湧いてくるんです・・・
いつも知的な好奇心に動かされているなんて・・・なんと素晴らしいことでしょう。 このような生き方をしたいとつくづく思いました。人も美術館も・・・
今までの作品をご自身でその殻を破り創り変え、新たな好奇心が導く新たな表現を探って新作を制作されたのだと思います。 2023年作の「失敗の果てに」にはじまった混色のストロークがキャンバス中央の「一刷けの存在」を消し去るように左右上下に動いています、そして2024年作の作品はそのストロークが丸くなりその中央は一刷けの空間となってキャンバスの白が残されていました。 李禹煥さんご自身の言葉で・・・作品を作っているともっと何か新たな可能性を持ったものが出来るんじゃないか・・・と好奇心が湧いてくるんです・・・
いつも知的な好奇心に動かされているなんて・・・なんと素晴らしいことでしょう。 このような生き方をしたいとつくづく思いました。人も美術館も・・・
中沢研・平川恒太《境界》展がはじまりました。 ― 2025/03/16
先週の土曜日から31年目最初の展覧会がスタートいたしました。
詳しくはHPでご案内しておりますが、多摩美術大学で講師を勤めていた中沢さんとその学生だった平川さんのお二人の作品展示です。
中沢さんは当館で初めて展示していただきました。
平川さんは2021年10月から12月に展覧会”talk to the silence”をいたしました。ご記憶の方もいらっしゃると思いますが天井から星座の形の勲章モビールを吊るし、壁には真っ黒な藤田嗣治の戦争画を黒一色で模写した絵を展示しました。 9日にはお二人の作家を囲み和やかなオープニングパーティをいたしました。 平川さんの作品でレコードの共同制作者のFutamata Junさんも参加されました。クロージングライブは最終日5月16日に開催いたします。 詳しくは当館HPのExhibitionsとyoutubeをご参照下さい。
平川さんは2021年10月から12月に展覧会”talk to the silence”をいたしました。ご記憶の方もいらっしゃると思いますが天井から星座の形の勲章モビールを吊るし、壁には真っ黒な藤田嗣治の戦争画を黒一色で模写した絵を展示しました。 9日にはお二人の作家を囲み和やかなオープニングパーティをいたしました。 平川さんの作品でレコードの共同制作者のFutamata Junさんも参加されました。クロージングライブは最終日5月16日に開催いたします。 詳しくは当館HPのExhibitionsとyoutubeをご参照下さい。
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