いよいよ展示作業が始まりました。2018/10/01

 長旅の疲れも見せずに、今日から滞在先の市内のホテルからバスで通うことになります。開梱した作品はアルミ板に貼付してあります、山口さんが考えた方法で、作品の裏面に展示用の発泡スチロールの箱形を付けて、壁面に展示することになりました。
ミネケ・シッパーさんの神話テキストの順序に合わせ、床に並べてみています。

文芸のまなざし 金井田英津子展スタートしました。2018/07/05

  久しぶりの「文芸のまなざし」です。 金井田英津子さんは挿画として、近代文学の名著を絵解きするような内容の濃い画本制作をされています。 内田百間の「冥途」や井伏鱒二の「厄除け詩集」萩原朔太郎の「猫町」夏目漱石の「夢十夜」等々・・・ 文章から画像への創造と移行がなんとも素晴らしいんです。 展覧会は昨日よりスタート、明日はオープニングです。 金井田英津子ワールド、じっくりとお楽しみください。

若江漢字展が始まりました。2018/04/04

 
当館の創設者でもある、若江漢字さんの写真作品の初期作品から今日まで作品を通して、何を意図して写真を媒体としたか、を問い直す展覧会です。 1968年の初期作品から2016年の作品まで約50年の間に制作された 作品のなかで20点を展示しています。 オープニングには小田原の鈴廣かまぼこの差し入れをいただきました。カスヤの森現代美術館の竹林から採れた筍をふんだんに使って カルパッチョや筍ご飯、煮〆も並びました。

解読された《大ガラス》若江漢字展が始まります。2018/03/08

 2015年にカスヤの森現代美術館で開催した同じタイトルの展覧会が明日から渋谷・松濤にあるGalleryTOMで始まります。
今年がマルセル・デュシャン没後50年でもあり、ギャラリーオーナーの村山治江さんからの依頼で実現したものです。
当館で出品したマルセル・デュシャンの俗称「大ガラス」ですが、今回は一回り小さいサイズの100号となりました。他にも遺作についての考察からの絵画や1970年代に制作のオブジェなど展示いたしました。
3月11日には神奈川県立近代美術館・館長の水沢勉さんとの対談もあります。
4月5日まで。ぜひご高覧ください。

今なぜ、デュシャンか? 解読された「大ガラス」若江漢字
http://www.gallerytom.co.jp/
東京大学の駒場キャンパス内にある「駒場博物館」では、1980年に制作された「大ガラス」東京ヴァージョンをご覧いただけます。ギャラリーTOMより徒歩12~15分程度の場所にございますので、ぜひこの機会に合わせてご覧いただければと存じます。
http://museum.c.u-tokyo.ac.jp/

明日が最終日です。2017/08/12

 6月に始まった田口和奈展ですが、明日が最終日です。 夏休みに入ってからは市内の中学生が課題を抱えて暑い中ですが熱心に作品を見ています。 会期中にはラウンジでの季節のお食事「七夕点心」を準備して大勢のお客様に喜んでいただきました。
途中でカッセルのドクメンタ14に出かけたりパリの若江漢字さんのグループ展をみたり、ボンの友人を訪ねたり久しぶりの一人旅を満喫いたしました。
1982年のドクメンタ7でヨーゼフ・ボイスのカッセル市内に7000本のオークと対になった植樹プロジェクトはメイン会場のフリードリッチアニュムの前に門構えのように元気に育っていました、あれから35年が経っています。
田口さんの展覧会には各地から美術館関係者が多く足を運んでくださって、あらためて田口さんの作家活動への注目度の高さを感じています。 久々の個展での発表でしたが、今後の作品展開へのステップとして飛躍されることを期待しています。

田口和奈展のオープニング2017/06/09

 4日のオープニングには早くから画廊の方や作家、また共の会の方々が出席してくださって和やかなとってもよい会でした。
 田口さんの作品もこれまでの「非在の肖像」から視点が大きく変わり、印画紙に図像が現像されるプロセスで、どんな資材と結びつくか、その微妙な違いを求めて実験的な写真作品が出品されています。

 一方で「ファウンドフォト」といった写真を20枚近くパネルにレイアウトし展示、被写体の持つ時代などのインパクトが強く出ています。
 バライタという印画紙にこだわりつづける田口さんの作品、そのデリケートな印画紙に焼き付けられた表情をぜひ見てください。

田口和奈展が始まりました。2017/06/01

 長めに展示替え期間を取らせていただきましたが、今日からスタートです。
 展示室に入ると物静かなモノトーンの写真が展示されています。 サイズは小ぶりですが、写真のインスタレーションとも思える展示となっていますが、写真と一言では言えないプロセスを含んでいます。
 初日の今日は、2007年当館で初めて田口さんの作品を選び展示するキッカケ(アテンプト-!)となった作家の0 JUNさんがみえました。 お忙しい中ありがとうございました。

次期展覧会の準備中です。2017/05/27

 6月1日から始まる田口和奈展の展示作業中です、写真作品ですが、様々な技法を用いています。中にはセピア色の古い肖像写真を使ったり、二重のイメージを一枚に焼き付けた女性の顔だったり、それぞれが一体化して静かに物語っています。

対談のご報告2017/02/13

 一昨日は1月8日の寒い雨の降るオープニングの天気とは打って変わって明るい春の日差しが会場に入って気持ちのよい日でした。 早くからご予約いただいた方々で満席、立っていたエゴン・シーレ像を作者の宮崎さんの手で椅子に座らせ、一緒に対談に参加でした。
熱〜い対談後のあま〜いスイーツは友人パティシエの差し入れです。

エゴン・シーレのひとがた2017/02/08

 エゴン・シーレについてこの展覧会を通して、すこしだけだけれど勉強させていただいた。 恥ずかしことだけど、それまではクリムトとエゴン・シーレはほぼ一緒になっていた。 特に彼らが生きた時代、19世紀末から20世紀初頭にかけてのウイーン。第一次世界大戦からオーストリア・ハンガリー帝国の没落、格差社会の矛盾の中で退廃的な雰囲気が蔓延してゆく。内向きに自己を捉える絵画を夢中になって描く。みじかにいる少女や女性像はそんな中から生まれている。 シーレの描く表情から抜け出たような、宮崎さんの「ひとがた」の視線の先に見ているものは何?