最近のゲスト2011/08/04

夏休みに入り、お友達どうしやご家族そろっての小学生・中学生のゲストを迎えています。

「衣笠の風景」という宿題をかかえてやってきたのは、すぐ近くの家のお孫さんです。馬堀に住んでいるのですが、お母さんの実家に来たので当館の入口から建物全体をスケッチしていました。
3人兄姉の末っ子で、おばあちゃん、お母さん。お姉さん、叔母さんの4人と一緒でしたが、一人残って真剣な表情でスケッチしている後姿がなかなかカワイイ、、ですね。

元気な夏休みを楽しんでね!

川床で涼んでいますニャー。2011/08/07

 ブログ初登場、我が家の長寿ニャンコ、ニケちゃんです。

正式名は「シャモトル家のニケ」、その若かりし頃は敏捷で裏山のメジロの巣を襲っては自慢げにヒナを持ち帰って叱られていましたっけ。

兄妹の3匹をもらい飼っていましたが、兄2匹は既に亡くなり今は19歳のニケちゃんのみ。
歳を取るにつれ、かなり賢くなり、今日などは外気温34度の屋外でどこにいるのかと思えば、こっそりと美術館裏手の池の上にぐったりと長くなって寝ています。川床涼みでしょうか。

枯葉色でカムフラージュしているので誰も気付かず、安心して熟睡中です。

運が良ければ長寿ネコのニケちゃんと握手出来るかも知れませんネ。

松谷さんの詩画集2011/08/15

現在、展示中の松谷武判さんはこの展覧会に2冊詩画集を出品されています。

「橋掛かり」と「雫」と名付けられ、とてもすてきな装幀の版画詩集です。自由に手袋をはめてからご覧いただいています。

「雫」は俳句の西東三鬼の句に松谷さんがモノトーン版画(リトグラフやコラージュ)などを合わせ制作したものです。
   
     『杖上げて枯野の雲を縦に裂く』    三鬼

「橋掛かり」は松谷さんのためにクレイトン・エッシェルマンが詩を書いたものです。
    
     『〈重力〉と呼ばれる黒の楕円が
     自ずから撚れて外陰の襞ととなる。』  抜粋

まさに松谷さんの作品からのイメージでしょう、、。

暑い盛りですが、この展覧会も今月21日が最終日になります。
ヒグラシの鳴く竹林に西日の長い筋が当たり照らし出されています。

蝉時雨、一句ひねっていただいてはいかがでしょうか。

博物館学の実習生2011/08/20

今年の実習生は関東学院大学人間環境デザイン学科の4年生です。

全9日間、当館の活動に触れ展覧会レポートや展示作品資料の作成などを学んでいるところです。

公立の美術館とはまったく異なる私設小美術館の内情を知ってかなりビックリしているかもしれません。

連日、館長自ら「七夕点心」を作っているんですから、、。

今日は当館開設のいきさつやコレクションの経緯などを話していたら、実習生は1990年生まれなんです、、カスヤの森現代美術館が生まれたときには4歳だったということか、。

この就職氷河期にあって、なんともう就職が内定しているそうです、大正ロマンに関連した卒論に取り組むとか、、。

残りの自習日、楽しんでくださいね。

休館中でーす。2011/08/26

カスヤの森現代美術館は夏休みに入っています。

9月2日からは新しい展覧会が始まります。

館内はさっぱりとして壁面はご覧のようにカラッポです。

なかなか見せられないカラッポ空間、ちらっとお見せします。

壁面のメンテナンスをしたら、マキ ナ カムラ さんの絵がかけられます。空間の際だつ変化が楽しみ!です。