七夕点心のこと ― 2012/07/06
♪笹の葉さらさら、軒端にゆれる、お星様きらきら、空から見てる♪
なんて唄われた七夕の節供ですが旧暦の頃と違い梅雨真っ最中では
牽牛と織女の一年に一度の逢瀬はめったに見ることが出来ないのは寂しい限りです。
この星まつりには前の晩から5色の短冊に願いことを書いて笹の葉に吊します。
芋の葉にたまった露を集め硯で擦って願い事をかくと願いが叶うそうです。
かつては梶の葉にくるんだ餅と素麺等を供えたりしたのでカスヤの森の七夕点心にも竹素麺が登場いたします。
今日の画像は七夕点心の最初の三品だけ写っています、この後は丸茄子の田楽味噌冬、瓜のあつもの、竹素麺、そして葛きりに青梅のデザートとなります。
旧暦の七夕までの予定ですが、明日頃から蓮の花が次々と咲きそうで一番の見頃を迎えます。
明日が晴れますように、、、、
いま、蓮の花が見頃です。 ― 2012/07/11
蝉脱のとき ― 2012/07/19
深井隆さんの「茶話会」 ― 2012/07/29
連日の猛暑ですが、昨日は気軽に深井隆さんのお話を聞く「茶話会」をいたしました。 前日、九州出張からも戻ったばかり、、といながらもお元気そうに来てくださいました。 また多くの方々も暑さにかかわらずご参加いただき有難うございました。 予め用意した質問からお話を始めていただきましたが、すべての質問に関連したお話になり、意外だったのは高校3年の夏休みに初めて美大受験を考えたそうです、、、、そして2浪の後芸大へ、、当初は学業優秀だったので建築家になるつもりだったそうです。 彫刻家としてまた芸大教授として様々な体験をつまれた深井さんですが何時までも柔らな感性を持ち続けていらっしゃることがロマンチックな作風の所以かもしれないとお話を聞きながら思いました。
その後ご子息の聡一郎さん作の平茶碗で薄茶を一服差し上げ、素晴らしい笑顔で喜んでいただきました。ご参加の方々へも当館の茶の湯グループが高松・冨久ろ屋の季節の干菓子と薄茶を点てて暑さの中で爽やかな一時を楽しんでいただきました。
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