アキさんのピアノによるジョン・ケージ ― 2012/12/12
先週の土曜日は予想していたジョン・ケージとは違っていました。
生誕100年、没後20年のジョン・ケージ、世界各地で記念演奏会がありました。アキさんの最終版リサイタルが当館になりました。
私の予想がうれしく裏切られて今までの私のジョン・ケージ像が一回りも二回りも豊かに膨らんでしまったピアノ曲でした。
アキさん曰く、”ショパンのように弾いて、、”とケージに言われたそうです。この「ソナタとインターリュード」を作曲したのは1946年から48年、戦争が終わってまもなくなんです。この時代だからこそ創作したかった芸術のすばらしさです。
感情を押しつけるような作曲はしないケージですが静かに自然発生する感情が強力に迫ってきました。
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