橋本 倫展が始まりました。2013/03/17

 昨日は橋本倫さんの展覧会オープニングでした。
うららかな春の光のなかで早咲きの桜が見頃となり花々に祝福された花やかなスタートとなりました。

当館の二つの展示室を使っての展示ですが第一展示室にはこの衣笠・大矢部・小矢部に因んだ主題の鎧をモチーフとして構成された、色彩的に滲みを効かせたかのような油彩絵画が以前の橋本さんの絵画にない新境地の大作150号が並んでいます。

油彩絵画の艶やかな色彩や表面性、歴史や史実からの物語性、デザイン性は今まで当館で展示してきた作家とは異なる傾向です。

その橋本さんを囲んで遠方からの来客も多く賑やかなひとときでした。

コメント

_ Kantanさん ― 2013/04/07 00:06

 橋本倫展のこのスナップ写真の登場人物、あらためて見ると凄い面子ですね。若江館長様と若江漢字先生は当然としても、いきなり真正面に偉大なる現代美術j評論家である峯村敏明先生御夫妻、そばには木彫界の鬼才・佐々木誠さんや、足利の現代美術大コレクターの奥様、スワヒリ語をバリバリに話せる熱狂的某美術ファンの方など、コアな来場者ばかり。六本木あたりにある派手な美術館の大受け狙いの展覧会なんぞと違って、単なるお付き合いの義理掛けで集った方々ではない、ということが良ぉ~く判ります。オープニングというものは、こうじゃなければなりません。今一度感心!感心!多謝再拝!

_ 昨日ご訪問した者です ― 2013/04/18 08:56

昨日は初めてのご訪問にも関わらず、いろいろとご説明を頂き、誠に有難うございました。

橋本様のご活動を全く存じ上げておらず、少し恥ずかしい思いを致しましたが、とても新鮮な印象を受けました。

ところで、画を拝見しながら、何かを感じていたのですが、言葉に出すことができず失礼をいたしましたが、帰路、突然頭の中に鳴り響きました。

それは、「再生」という言葉でした。
橋本様は、東日本大震災によって、今回の作品のモチーフを得られたのだと想像いたしますが、再生の鼓動、再生のエネルギーなどが伝わってくる作品と感じます。

そして、おそらくは橋本様は「日本」を舞台としてイメージされておられるかと推察いたしますが、わたくしには、「地球」とイメージできました。

以上、私の拙い感想でした。

失礼いたします。

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