現在、改修中です。2013/09/03

連日の残暑に負けず、棟梁のヒロさんは朝早くから夕方まで改修工事の職方に細かな指示を出しながら、裏手のデッキの木工事に精を出しています。 入口の階段も鉄骨の支柱が付きまもなく新しい木製の階段が出来上がります、「一雨欲しい、」、と言ったら、「工事のためには降って欲しくないです」、と言われてしましました。 はい、その通りです。

まもなくリニューアルオープンです。2013/09/08

 先月下旬から始まった20周年リニューアル工事もまもなく終わります。 まず懸案だった正面階段が新しくなりました、今までと違って各ステップが一枚板なのでとっても上がり降りがし易くなりました。 見た目にも途中に継ぎ目がないので広々と感じます。 ご不自由をお掛けした片側だけの手摺りも両サイドで使っていただけるように改善いたしました。 そろそろ自分も使う世代になりましたし、、。 裏手のデッキは白黒タイルをアクセントにしておしゃれなティースポットに変身いたしました。 今週の水曜日から始まる山中信夫さんの作品も栃木県立美術館のご好意で展示することが出来ました。 そんなこんなでアッという間のお休みでしたが気分も新たにリニューアル開館です。 秋の気配がいっぱいのカスヤの森現代美術館でお目にかかりましょう。

初秋の訪れ2013/09/08

 真夏のあいだ連日植木や鉢物などへの水やりを欠かせませんでしたがこのところその仕事から解放される日がまれにあります。 涼しくなってうれしいヨコガニポーズ!

山中信夫さんの作品について、2013/09/13

  山中信夫さんと東野芳明さんが彼の作品について対談している美術雑誌「みずゑ」1974年6月号で川を撮った映像を川に映すプロジェクトについて、川の撮影場所とその映像を映す川についてこう話しています。
 -撮影したところは上流で映す場所もいろいろ探したわけ、50ヶ所というと大げさだけどほとんど東京の川を全部見て歩いた、、ところが山奥だったら映るんだけど電気がないし、、、中略、、、結局多摩美に近い多摩川に川を映し、川の汚れが幸いして映像が見えたそうです。
 それに先立ち東京タワーを日時計に見立て、時間を区切ってタワーの先端の影の写真を撮るというプランがあって、ちょうど4時の時先端が愛宕警察署の上に来ていて、それを撮影していたら私服警官につけられてフィルムを没収された、、そんな苦い経験のあとでお茶の水の川に自分が映っていて、そのへんから川を川に映すといったプランになったと語っています。


 1948年生まれの山中さんは1982年にNYで急逝されました。 作品から伝わる一途な感性と70年代の未成熟な豊かさが魅力となっていまも光り続けています。

月見台が出来ます。2013/09/19

 今日の十五夜はもう少しで完成するステージに裏山の矢筈芒と女郎花、リンドウ、鶏頭を飾ったらすっかり月見台になりました。 福寿堂のおまんじゅうは自家製で塩味がちょっと効いていてとっても美味しいので大好きです。 今夜の十五夜まで待てるかな、、、、、。

いつもステキな合田さん2013/09/20

 久しぶりに合田佐和子さんがお見えになりました。
 
 以心伝心、先日1975年の「みずえ」を見ていたら合田佐和子さん特集で日向あき子さんが執筆されていました。そこへ突然電話が鳴って合田さんから「カスヤの森現代美術館へ行きたいんだけど、、、」ちょうど夏休み中だったのでお休みが終わる頃に、、と言って今日になりました。

いつも柔らかなパステル調にまとまったステキな洋服姿ですが今日はうっすらとしたグリーンが基調になっていました。絵本の世界から抜けて来たみたい、、、です。

 最近は色鉛筆の線で小さな絵を描いています、たくさん見せていただきました。ブラインドデッサンの「ひよこ」シリーズ、なんだかすっかり童心に返ったようです。制作意欲はちっとも変わらずお元気で、これからの作品も楽しみです、有難うございました。