今年の謡初め式2014/01/31

 初春にふさわしいカスヤの森の恒例行事「謡初め式」を26日(日)午前中、善竹十郎先生のご先導で開催いたしました。

 展示室に、稲作文明による神器「鈴」や黒白の翁面を飾り即席にしつらえた舞台で社中の善竹大二郎さん、野島さんの3名の方がお祝の盃を交わします。善竹十郎先生が仕舞を舞われ、その後は祝いの謡曲「四海波」を参加者全員で謡うというものです。

それが終わってから参加者の皆さまへ善竹先生が三方に載せたお酒と塩、洗米をお配りし式終了となりました。
世阿弥生650年を昨年と今年にわたり記念プログラムを組んでいるようですが、室町期の文化英雄を偲びつつ昼食、そして紅梅の練りきりで薄茶をいただきました。
皆さまのご多幸を祈りつつさわやかな良い会はお開きとなりました。