今年のたけのこ御膳、終わりました。2015/05/04

 春先の肌寒さもあって、出足が心配だった今年のたけのこですが例年通りの甘くて柔らかなたけのこがたくさん穫れました。 姫皮を使って卵焼きを作ったり、底の柔らかいところを木の芽和えにしたり、朝堀した小さなたけのこを軽く湯がいてカルバッチョにしたり、グラタンに入れたり、一番ボリュームを持たせるのはやっぱり煮〆です。お客様に圧倒的人気は何と言ってもトレトレたけのこのステーキ、底を厚く切り包丁目をいれステーキします。味醂とお醤油が香ばしい香りと味を出してくれます。穂先と柿の葉、お茶の葉の天ぷら、たけのこご飯と若竹汁、最後の甘味は食感の柔らかい竹筒に入ったわらび餅。これだけのコースはやはり2時間半かかってしまいます。 4月8日から始まり5月3日までカスヤの森は大にぎわい、フル回転しました。

ワークショップのお知らせ2015/05/05

 岡部版画工房展も半ばを過ぎ、今週末の10日にはシルクスクリーン版画の刷り体験ができるワークショップがあります。 版画工房のプロが来て教えて下さいます。
 初心者にもできるプロセスなのでどうぞ気軽にご参加ください。 出来た版画はお持ち帰りいただけます。 お申し込みはメールかお電話で。
今、大手毬が満開です。
こちらはジャスミン。

たけのこ、こんなに伸びました。2015/05/09

 この間まで竹の子だったと思ったら、今はもう天に届きそう・・・すごい成長エネルギーです。生まれた時の太さはそのままにグングン伸びて、成長するのはしっかりと硬化するだけ、一人前になるまで3年ほどです。

シルクスクリーン・ワークショップ2015/05/13

 五月晴れの爽やかな先週日曜日、岡部版画工房のご協力でシルクスクリーンの実践講座をいたしました。
版は2種類用意されていて、抽象的デザインか具象的な図柄かを各自選びました。3版刷りのかなり本格的なものでインクとスキージの扱いなど詳しく教えていただき、出来上がった版画は持ち帰りました。  
この体験からオノサトトシノブの細かなカッティングや靉嘔のグラデーションに改めて刷り師の技に感服する声があがりました。

フローさんのこと2015/05/17

 当館で開催したセミナーは色々とありますが、いまだに懐かしく惹きつけてやまないサロンがあります。
フローレンス西村さんのフローズサロンです、年間4回の四季のテーブルコーディネイトサロンでした。展覧会の作品に合わせテーブルフラワーを組んだり、季節のストーリーを作ってコーディネイトしたり、フローさんの抜群の色彩感覚で組み立てるとそれはそれは輝きを増してきました。当館での7年間の様々なシーンが私を含めて参加されていた方の心に残り、亡くなられてから12年経った今でもカスヤの森にあるフローさんの墓碑でもある石仏に毎年お参りにきてくださる方もいて、昨日はひとしきりフローさんの生き方など思い出話が弾みました。

定家カズラ2015/05/21

 今頃になるとなんとも言えない良い香りでいっぱいの花を咲かせるテイカカズラ、榎に巻きつくように絡んでいて本体の榎がかわいそうに思えてきます。
その定家蔓について世田谷美術館館長の酒井忠康さんの本「鍵のない館長の抽斗」に富本憲吉とテイカカズラについてのエッセイがありました。彼の作品に描かれている緻密な意匠の一つが四弁花模様、これがテイカカズラからの意匠・・・見る目が変わりました。

コンテナ・ガーデニング2015/05/27

 中野恵子さんのフローラル・サロンも3回目になりました。 オーバル型の鉢にホーリーホック(立葵)を中心にして10種類のグリーンや花が入り、南仏のような雰囲気がします。
ラベンダーの小花もいっぱい付いて刈り取ってサッシェに。
午後のひととき爽やかな空気が流れていました。