いよいよ初日です。 ― 2016/08/05
山本正道さんとシモン・パシエカさんの二人展がようやくスタートいたしました。
山本さんの彫刻作品の重量には驚きでした、日通の美術輸送の方が5人でもフーフー言っていましたし、とても人力では厳しいほどの大理石の彫刻作品ですが、いざ展示してみるとなんとも軽やかに見える素晴らしい風景彫刻なんです。
シモンさんの大作絵画(約200号x2作)はパリからロール状にして搬入されました。特寸なので木枠を発注し、準備期間ギリギリの日程でようやくキャンバスが張り終わりました。時差ボケなんて言っていられなかったシモンさん、クタクタだったことでしょう。
二人展のきっかけは2012年のシモンさんの初めての当館個展の折、展覧会をご覧になった山本さんにシモンさんがアトリエをお訪ねたいとお願いしたのがそもそもも始まりでした。
その4年後にこのような素晴らしい作品をお二人に出品していただき本当に感謝でいっぱいです。
期間中にいっぱいのお客様に観ていただけることを願ってやみません。
初日に友の会の福嶋さんが駆けつけてくださって作品を熱心にご覧になっていました。
お祝いのひまわりの花籠が届きました。
表の暑さでぐったり気味、草にうずくまって涼むしかないの!
オープニングの一コマです。 ― 2016/08/12
シモンさん、帰国します。 ― 2016/08/25
8月からこの展覧会のために来日していたシモン・パシエカさんご一家が今日羽田からパリに帰られます。
会期中にはオープニング、奥様の和世さんとピアニストの宮川久美さんとの「フランス、ドイツ歌曲とピアノの夕べ」があったりしたので、暑さの中でお忙しい日々だったことと思います。
帰国間際でしたが、横須賀の久里浜からフェリーに乗って対岸の金谷に行きました。オープニングに金谷美術館館長の鈴木ご夫妻が来てくださったので返礼を兼ねて美術館訪問、せっかくの機会に鋸山を散策しました。
岩場にぴっちりと元気のいいイワタバコが群生していて羨ましいことこの上なし。
シモンさんは岩場に置かれ、風化した羅漢像に魅せられたようでした。
暑い夏でしたね、どうぞ安全な旅を!
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