立春2017/02/03

 抜けるような青さ、冬の晴れた日には目に入るものすべてクッキリ、ハッキリします。 固い蕾から一輪づつ開いた梅も満開に近く、いい香りが辺りにだだよっています。
宮崎さんの再生をテーマとした、小さなお堂にかたまって置かれた「ひとがた」にも春の光が燦々とあたっています。
さむーい中で一番に花を準備しているのはやっぱり、クリスマス・ローズです。

エゴン・シーレのひとがた2017/02/08

 エゴン・シーレについてこの展覧会を通して、すこしだけだけれど勉強させていただいた。 恥ずかしことだけど、それまではクリムトとエゴン・シーレはほぼ一緒になっていた。 特に彼らが生きた時代、19世紀末から20世紀初頭にかけてのウイーン。第一次世界大戦からオーストリア・ハンガリー帝国の没落、格差社会の矛盾の中で退廃的な雰囲気が蔓延してゆく。内向きに自己を捉える絵画を夢中になって描く。みじかにいる少女や女性像はそんな中から生まれている。 シーレの描く表情から抜け出たような、宮崎さんの「ひとがた」の視線の先に見ているものは何?

対談のご報告2017/02/13

 一昨日は1月8日の寒い雨の降るオープニングの天気とは打って変わって明るい春の日差しが会場に入って気持ちのよい日でした。 早くからご予約いただいた方々で満席、立っていたエゴン・シーレ像を作者の宮崎さんの手で椅子に座らせ、一緒に対談に参加でした。
熱〜い対談後のあま〜いスイーツは友人パティシエの差し入れです。

まもなく、雛祭り2017/02/18

  展覧会の忙しさに、気がついたら2月の後半になっていました。入り口の2代目の昨年植えたミモザが初めての花をつけました。 もうすぐまる〜いボンボンになるのが楽しみ。 いまは亡き足立朗さんから戴いた紺侘助と胡蝶侘助もけなげに花を咲かせています。

会期を延長します。2017/02/19

 開催中の宮崎郁子展ですが、後半にはいってからSNS効果もあって日々来館者が増えています。作品の画像は様々な表情をもって増え続けているようです。見る人それぞれの捉え方でひとがたの性格まで違っています。  一週間延長で3月12日(日)までとなります。 この機会にあなただけの表情を捉えてくださいますか、この展覧会で作品の撮影は自由です。 宮崎さんの今年のテーマの母子像・聖者・クルマウの街並み

久々のお湿りに感謝2017/02/23

 カラカラ天気続きでした、今日は思ったより風が強くなく庭のクリスマスローズや裏山の野菜畑にも十分な雨が降りました。 しっとりとした花・葉を見るとホッとしますね ・