新緑の歌姫たち2017/05/20

 長らく休憩している間に、カスヤの森も新緑で染まりそうです。 葉山芸術祭参加プログラムとして、「森の妖精のうた」(ソプラノ岩見真佐子・ピアノ巻島佐絵子)コンサートがありました。 ドイツリートがご専門の岩見さんのドイツ語の響きが宮脇愛子さんの硬質な作品とマッチし、気品のある歌曲を聴かせてていただきました。 会場の客様には90才の方が3名もお越しになっていて、合計270祭の方たちの楽しげなおしゃべりを聞きながらなんとも豊かな気持ちになりました。

新しい竹が育っています。2017/05/25

 宮脇愛子展は先週末で終了いたしました。 展覧会が始まった頃にはまだ形が無かった竹ですが、いまや思いっきり背を伸ばして天にも届く勢いです。 竹は一気に成長し、生まれたままの太さであとは硬度を増すのみなんです。
 いまは白っぽい産毛に覆われ、やわらかな緑色をしています。 宮脇さんの作品の「うつろひ」近くにも新しい竹が登場、作品の中に生えた竹は切られてしまいますが、。
 明日は次の展覧会作家の田口和奈さんの展示作業が始まります。 ウイーンで制作の作品、楽しみです。
 今月の中野恵子さんのフラワーアレンジメントは野外での植え込みでした。爽やかなローズ・ニゲラ・フランネル草・レースラベンダー・プレクトランサスがブリキの鉢を飾っています。

次期展覧会の準備中です。2017/05/27

 6月1日から始まる田口和奈展の展示作業中です、写真作品ですが、様々な技法を用いています。中にはセピア色の古い肖像写真を使ったり、二重のイメージを一枚に焼き付けた女性の顔だったり、それぞれが一体化して静かに物語っています。