カスヤの森は新緑、真只中です。2018/05/10

 ブログも一月以上更新できず失礼しておりました。 森の木は、春先の柔らかな緑から、いまは青々とした葉がいっぱいに繁っています。 第3展示室への通路にある杜若やつるバラが彩りよく咲いています。今週末13日(日)には展示中の作家、若江漢字さんのトークイベントがあります。 今月号の月刊ギャラリーには、タイムリーな特集として若江漢字さんが選んだ「私の10点」という特集記事が載っています。 1960年代から「見ること」と認識についての問いかけを、写真を通し今日まで作品制作しています、作家の鋭い言葉は現代にどのような問題を見出しているのでしょうか・・・。

若江漢字展 アーティスト・トーク2018/05/16

 若江の写真作品を展示中の会場でのトークイベント。 長年にわたって若江の作家活動に関心をもってくださっている多くの方々にご参加いただきました。 写真作品について語るかと思いきや、3月から4月にかけて、渋谷のギャラリーTOMさんで展示したマルセル・デュシャンの思考からまだまだ抜け切らず、デュシャンから入ってのトークとなりました。 作家独自の現代美術論を展開し、作品制作には社会的な知見が必須であり、自己の繰り返しによる制作活動はモダニズムとして現代美術とは程遠いものであると語った。

「ねこまみれ」、その後2018/05/24

  2008年3月1日から5月にかけ開催した「ねこまみれ」展、ご覧になった方もいらっしゃるのでは、、、、期間中の入館者数は当館としてはレコードとなるものでした。  そのきっかけはと言うと、コレクターの招き猫亭に作品をお届けした折に、無造作に壁にかかった藤田嗣治、池田満寿夫、斎藤真一等々、画集でしか見たことない作品の数々に驚いてしまったことから、その作品を一度展示してみては、、と提案したことからでした。 その後、この「ねこまみれ」展は全国18カ所の美術館を遠征し、今年2月には思いっきりよく、収集した約450点の作品を自宅のある藤沢市に寄贈されました。 当館からスタートした「ねこまみれ」展の思いがけないステキなストーリーの結末です。 寄贈を受けた藤沢市のアートスペースでは「招き猫亭コレクション ねこまみれ」として展覧会を開催しています。6月17日迄 猫好きの方は勿論、資料的な内容も充実した展覧会なので、ぜひ足を運んでみてください。

紫陽花が咲き始めました。2018/05/27

  裏手の斜面には色々な紫陽花が植えられています。 最初は白っぽい花でしたが、徐々に色付きはじめ、今はそれぞれの色あいが際立ってきました。 初夏の花、半夏生も化粧?が始まりました、金糸梅も咲き出しました。毎年のことながら、季節の訪れを感じるひと時です。