今回の展覧会出品作家でもある橋本倫さんの講演会が昨日開かれました。
テーマが「治癒神としての美術」、橋本さんが日頃から研究し実践する絵画芸術における真髄を詳しい例を引きながら、現代の美術とアートの違いなど非常に緻密な講義をされました。
人間にとり、美のもたらす力は孤独を恐れず死をも肯定するという、永遠の領域に入るのだと定義する。
「無限という、人間を宇宙の時空に宙吊りにするパスカル的恐怖の対象である開かれた時間の両端を切断して光で繋ぐと、永遠という美の円環になる・・・」昨日配布のレジュメから。
この講義、会期中には会場のモニターでご覧いただけます。
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