袴田展、初日に対談とパーティー2019/10/20

 昨日、袴田京太朗展の初日でした。 オープニングには栃木県立美術館シニア・キュレーター山本和弘さんをお迎えして作家との対談がありました。
台風のことや、様々にお忙しい中で私たちの予想をはるかに超えた方々が来てくださいました。
当館での展覧会のテーマとして袴田さんが選んだ作品が、ヨーゼフ・ボイスの最晩年1985年の作品「カプリ・バッテリー」、展示会場に2階のボイスルームから降ろしました。 そして、そのケースと同じサイズの合板の枠を作り、1つは立てて、もう1つは9個のレモンに乗るように横たえられています。 袴田さんの作品を作家活動の初期から山本さんは見ていたそうです。壁面の展示作品はボイスのドローイングから立体化した女性像です。
対談後の質問では、やはりボイス研究の第一人者である山本さんにはボイスについて、どうしたら彼の作品を理解できるかなどといったごくあたりまえの疑問を投げる方がいて、とても丁寧な回答を出されていました。 この様子は会期中、第2展示室のビデオでご覧いたけます。
作品でもある、パラフィンで成型されたカプリバッテリー
友人からの差し入れ、黒糖くるみはジンジャー風味が効いて美味しかった。