袴田さんの作品 ― 2019/11/07
袴田さんの展覧会が始まってからまもなく三週間になります。
作品に生のレモンを使っているので、当初は傷みがきて毎週のように交換しなければならないと思っていました。
ところが、初日からいままで一度も変えていません、思いの外傷みが来ないのが驚きです。
この展覧会で袴田さんがテーマとしたボイスのカプリバッテリーは「1000時間後にバッテリーを交換せよ」というボイスの指示書きがあります、1000時間はおよそ41日間になるのですが、日本の気候では生のレモンはすぐに傷んでしまい、そのまま青カビで覆われてしまいます。カプリバッテリーの場合のレモンはプラグの銅線を差し込むので余計に傷みが早く、交換が早いので苦労します。
この展覧会のレモンは上には木枠を乗せていますが、傷もないので
まだ何日かは鮮度を保ちそうです。
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