松澤宥-80年問題展 終了いたしました。2020/03/12

 先週末3/8日が最終日でした、本来ならNYから富井玲子さんをお迎えして松澤作品についてのレクチャーをしていただく筈でした。 講演会は出来ませんでしたが、予定に入れて下さった方々が展覧会だけでも見ておこうと考えられてか、寒い雨模様の天候にもかかわらずラウンジの各テーブルがそれぞれの話題で大賑わいの一日でした。 また、信濃毎日新聞3/6付に当館の展覧会がカラー刷りの大きな記事で紹介されました。 記事を書いてくださった編集委員の植草さんは松澤さんのテートモダン(2001年)の展覧会に同行取材されました。
 コロナウイルス感染拡大は止まるところを知らずに、とうとうパンデミックとWHOが宣言するところとなってしまいました。 松澤さんの作品「80年問題」制作の契機ともなったの「人類は80年で滅亡する」(上野勛黄・西澤潤一共著2000年刊)中で、次のように書かれています。    ー微生物の誕生から原始藻類が海中に誕生するまでの進化の時間は、実に200億年もかかっている。哺乳類の誕生は2,5億年前、人類の誕生は200万年前にすぎない。ガイアは、自らの歴史に照らせば、一瞬にも満たない50年や80年の延命像に苦慮している人間たちをあざ笑いながら、自らを飾る次の主役をイメージしつつ、生物の組み替えを企画しているのかもしれない。ー

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