ミニミニアートブックフェアー2021/07/31

 当館で開催された展覧会や関係のある作家の図録をエントランスに並べて販売しています。 数は多くありませんが、それぞれ展覧会の記憶が蘇ってきます。 当館で開催した展覧会でも簡単な図録を作成していますが、すべての展覧会で図録作成にこぎつけることは難しいのです、記録として残せなかった展覧会のことなど、いまもって口惜しいかぎりです。
この暑さの中、横須賀市の花「はまゆう」が咲いています。 なんと涼しげな姿でしょう!

コロナ憎し!2020/05/20

 昨日の新聞で京橋のLIXILギャラリ–(1981〜)が9月末でクローズと書かれていました。大阪・梅田も同様だそうです。 それも休廊のまま閉廊へと向かってしまうのだそうです。 お別れも言えないで・・・本当にさみしいの一言です。 銀座から歩いて京橋への道は途中の文具の伊東屋へ寄ったりしてとてもお気に入りのコースでした。 ノンプロフィットの画廊で、若江漢字さんも自由なテーマと作品でインスタレーション(1990)と絵画(2010)での2回展覧会をしていただきました。一等地でありながら、空間が広くとても観やすい会場で、担当の方も本当に気持ち良く動いていらっしゃってバックにある会社の懐の深さを感じたものでした。 今回の発表では「運営コストの負担を考えた結果、経営編弾で閉廊を決めた」そうですが、今までの功績に感謝するとともにコロナ禍の大きさに背筋が寒くなる思いがします。 これまでの運営に関わった皆さまのご尽力に心より感謝申し上げます。 そして、もう一つ、京橋の名店の美々卯がやはり休店のまま閉店するそうです。LIXILギャラリーから地下鉄の宝町駅に向かう帰路にちょっと小腹を満たしてくれる麺は関西風のだしが効いた美味しいお店でした。二階でLIXILギャラリーの顧問の中原佑介さんと名物のうどんすきをご一緒したこともありました。 思い出すと暖かな気持ちになるかっての日常は、誰か言う「新しい生活様式」に覆い隠されてゆくのでしょうか。

明日から12月ですね、早ゃ!2019/11/30

 今月の晦日です、 急に寒さが増し、我が家のニャンコちゃん達は門限時間が一時間ほど早まりました。それぞれ湯たんぽ付きのベットが待っているので外遊びは早めに切り上げてサッサと帰宅します。  美術館には鷹の爪をアレンジしたツリーが登場しました。  明日は、14回目になる高橋アキさんのピアノコンサートがあるので、演奏後のブッフェの準備をしていました。 アキさんやお客様の顔を思い浮かべながらのお料理はなかなか楽しく嬉しいものですね。

多和田葉子さんのこと2018/11/18

 先日、新聞で多和田葉子さんが全米図書賞(初の翻訳文学部門)を受賞されたことが大きく報道されました。

多和田さんおめでとうございます。
報道によると「献灯使」2014年作という作品で、舞台は東日本大震災を思わせる大災厄後の日本。困難な状況下で生きる老人と曽孫の姿を描く、デストピア小説。

 多和田さんは当館では2回高瀬アキさんのピアノとのコラボレーションコンサートをいたしました。 2回ともピアノに合わせた自作の朗読で、1回目は2001年9月、2回目は2007年11月4日です。前衛的な演奏で多和田さんはおろし金で乾燥したドイツパンをガリガリと擦って音を出したり、叩いたりの具体音を出します。不協和音がいつか音楽に変わる瞬間を聞き耳を立てて聴いた記憶があります。聴きなれた曲を待っている人はなんて言っていいのか不安な表情でした。

 2007年の演奏後、多和田葉子さん、高瀬アキさん、若江漢字さんの3人が一枚の絵を共同制作した作品をリトグラフにし、記念に茶の湯で使う風呂先屏風に仕立てたのを思い出しました。文章は多和田さん、ドイツ語で書いたのは高瀬さん、壷状の絵を描いたのが若江さんです。

 この企画はピアノ調律をなさっているサウンド・ウェーブの斎藤雅顯さんで、斎藤さんはスイスのジャズマンを呼んだり世界のミュージシャンに、彼らの演奏する機会と場を用意してあげるので、大勢のミュージシャンとっても尊敬されています。その貴重な一コマがカスヤの森現代美術館なんです。今更のように著名な面々の演奏を当館で聴くことができ深く感謝です。斎藤さんありがとうございます。

2007年のコラボレーション:右から高瀬アキさん・多和田葉子さん。

田口和奈展のオープニング2017/06/09

 4日のオープニングには早くから画廊の方や作家、また共の会の方々が出席してくださって和やかなとってもよい会でした。
 田口さんの作品もこれまでの「非在の肖像」から視点が大きく変わり、印画紙に図像が現像されるプロセスで、どんな資材と結びつくか、その微妙な違いを求めて実験的な写真作品が出品されています。

 一方で「ファウンドフォト」といった写真を20枚近くパネルにレイアウトし展示、被写体の持つ時代などのインパクトが強く出ています。
 バライタという印画紙にこだわりつづける田口さんの作品、そのデリケートな印画紙に焼き付けられた表情をぜひ見てください。

対談のご報告2017/02/13

 一昨日は1月8日の寒い雨の降るオープニングの天気とは打って変わって明るい春の日差しが会場に入って気持ちのよい日でした。 早くからご予約いただいた方々で満席、立っていたエゴン・シーレ像を作者の宮崎さんの手で椅子に座らせ、一緒に対談に参加でした。
熱〜い対談後のあま〜いスイーツは友人パティシエの差し入れです。

きのうのオープニング2017/01/09

 ちょうどオープニングのはじまる頃からの寒い雨になりましたが、遠く岡山、広島からも宮崎ファンが駆けつけてくれました。
 シーレの生きた世紀末のウィーン、貧富の格差に暗く冷たい世間の目、ふと今の時代って・・・どうかなと考えてしまいます。 寒い雨はシーレに似合ってる・・・神奈川県立近代美術館の水沢館長が挨拶。

対談 小泉俊己×枡野俊明のこと2016/12/04

 待ちに待った対談、本当に実現して良かったです。 お二人には心より感謝です。 対談後、参加された方々のなんとも爽やかで嬉しそうな表情が内容を物語っていました。

今日も夢中です。2016/07/08

 ママちゃんの朝は金魚の動画サイトならぬ、本物動画に夢中です。じっと見つめているとついつい手が動いてしまいます。

カスヤ・コレクション展がスタートしました。 ― 2016-06-102016/06/10

 展示替えの期間が2週間ほどありました。 当館の収蔵品から選りすぐった作品で久々に展覧会をしています。
 松澤宥さんの作品は褪色しやすいピンクなどをつかっているので 短期間のみの展示です。
 また、若江漢字さんのマルセル・デュシャン 解読された「大ガラス」の絵画はジークレとして版画にいたしました。
 開館記念のコレクション展は1994年の一年間展示いたしましたが、開館後22年のこのコレクション展、この時間の蓄積を感じていただけるでしょうか。