カスヤの森から新春の便り2015/01/07

 新年明けましておめでとうございます。 今日が仕事始めでした、竹林を散策したら今時の様々な花などを見つけました。
 今年もカスヤの森美術館をよろしくご贔屓くださいませ。今週末10日には恒例となっている「謡初め」が善竹十郎先生のご指導で開かれます。おめでたい謡曲「高砂」をご一緒に謡ってみませんか、良い一年になりますようにお願いしましょう。

ブーちゃんからご挨拶2015/01/08

 美術館ニャンコのブーちゃんです。 遅ればせながら皆さまへ新年のご挨拶を申し上げたく登場いたしました。 なにせ文字を書くことは苦手でして特に鉛筆はうまく使えません。 そんなわけでこんな姿勢でのご挨拶お許しください。 今年も元気に勤務しますのでどうぞよろしく!

今年も歳神さまがお見えになりました。2015/01/11

 新春恒例となっている謡初め式が善竹十郎さんのご指導で10日に行われました。 善竹さんはまるで当館の歳神さまといって良いと思います。 一年の無事を祈りつつ善竹さんがお仕舞を舞われた後、皆様で「高砂」をお謡になるよう習いました。
高砂は相生から住吉大社までの道のりを謡に込めて女の神様が男の神様へ船で漕ぎ出してゆくのです。ゴマフの意味など説明を聞きながら節回しを合わせました。
 お昼に間に合うように前もって準備したお赤飯や福袋のご馳走をいただき、紅白咲き分けの金団で薄茶を一服、日本って素晴らしいですね。

特別講演会があります。2015/01/15

HP上でもご案内していますが、今週末の18日(日)午後2時からフランス文学者の巖谷國士先生の講演会があります。 開催中の若江漢字展に合わせて、展示作品の背後にある様々なストーリーを紐解いていただき、絵画の楽しさをより深くあじわっていただけるよい機会です。
ご参加の方へは展示作品と巖谷先生のテキストが入ったブックレットを差し上げます。 講演後は巖谷先生と若江さんを囲んでのティータイム(フルーツティーとホームメイドケーキ)のサービスがありますので、どうぞお出かけください。

巖谷國士先生の講演会、大盛況でした。2015/01/22

 18日の日曜日、午後2時から始まった巖谷先生の講演会は、通常当館で開かれるイベントとしては会場いっぱいで、最高の入りになりました。 展示作品について、まずジョルジョーネの裸婦像から始まり、歴史的な史実や絵画の意味するところを解りやすく読み解いていく、先生のお話にすっかり引き込まれてしまいました。
 どこからでも、どのようにでも自由自在に話を盛り上げて、リアルなイメージを与えてくれるのがとっても楽しいのです。 先生のファン層が広がる訳が理解できたように思いました。