カスヤ✴︎アネッックス建設がスタートします。2021/03/04

 早咲きの桜が五分咲きです。 様々な椿が鮮やかな色合いを誇っています。 竹林の入り口が庭半の難波さんの手で石畳に変わっていきます。
河津桜は花袋を解いて花筏となりました。
 竹林の一部を開墾してカスヤの森現代美術館の別館を新設いたします。 1994年の当館開設時には設立者である若江漢字さんの作品は当館にはほとんど展示しませんでした。もちろん展覧会とし作品を展示することはありましたが、自分の名前の冠をいただく美術館ではないとの意味を込めてあえて展示しなかったのですが・・・齢75歳を過ぎて今までの作家活動の歴史として作品を展示することにしたのです。 アネックスには若江漢字の展示室ができます。他にも70年代作家作品なども展示予定です。 年内完成、どうぞ楽しみにしていてください。

竹林に藪椿が!2021/03/07

 少しづつですが整備がすすんでいる竹林を散策すると古木の藪椿の花がまるで誰かが撒いたように見事な配置で落ちていました。 来館された方からお知らせいただきました。 早咲きの桜は入り口階段の横から「ようこそ」と言わんばかりに満開の笑みをたたえています。

滝沢広展の準備中です。2021/03/28

 先週末で生誕100年記念ヨーゼフ・ボイス展が終わりました。 期間中には緊急事態宣言の発令などもありましたが、いらっしゃった方からはやはりこの時期だからこそボイスの作品からなにか解決策などを見出したい・・・そんな意識を期間中に感じました。 没後35年、来館された方の約半数はボイス没後にお生まれになった方でした。それもそのはずです、その年に生まれたら35歳、本当に時間が経ったものです。でも知りたいと思ってきてくださる方の熱意にこちらも精一杯の話でお答えしました。 また、きっとボイス展は繰り返し開催いたしますのでまたの機会を楽しみにしてください。
昨日から次回の作家である、滝沢広さんが展示作業にかかっています。 今週の土曜日4月3日から6月20日まで、 展覧会のタイトルは「オブジェに指紋」 写真と実物、それを一つの画像として納めています。 その後ろにあるレイヤーの仕組みを考えると人間が目から入ってくる情報を認識する仕組みに至ります。 この時期なのでオープニングパーティーはいたしませんが作家はいらっしゃいますので、どうぞお出かけください。

石畳の道を作っています。2021/03/28

 入り口にあるソメイヨシノが7〜8分咲きになりました。 明日には満開になるでしょう、早咲きの桜(大寒桜)はすっかり葉っぱに覆われて若緑色になっています。 造園家の難波さんにお願いして竹林に石畳の道を作っています。 小さな根府川石や富士石だったりしますが、今までとは違い土の部分が少なくいので足元が汚れにくくなりました。 新しく植えた枝垂れ桜も花芽がちらほら開いていてとてもかわいらしい姿です。 筍も顔を出し始め、先ほどは展示作業のランチに筍パスタを食べていただきました。 やわらくて香りのよい筍でした。やっぱりカスヤの森の筍は絶品!