平川恒太展がスタートです。2021/10/07

緊急事態宣言の解除があり、少しホッとした気持ちで平川さんの展覧会が先週土曜日から始まりました。 作品はそれぞれん関係性をもっているので、会場を一巡すると心の中に作者のメッセージが伝わってきます。 エントランスの壁面にジョン・ダン(イギリスの詩人・聖職者)の詩が二枚のキャンバスに描かれていて、下の教会の長椅子には聖書とビーカーに挿された一輪のバラ。 その花びらは黒く染まり始めています。
当館の建築は、ラウンジ部分の屋根がヨーロッパの教会の尖塔を模して造られています。 現代の美術館は教会の機能を果たすべき・・・と考えてのことです。 深まりゆく秋にはぴったりの物思いにふける展覧会が始まりました。

急に肌寒くなりました。2021/10/17

 平川恒太さんの展示が始まり2週間が過ぎました。 季節は急な変化でやってきます。まるで晩秋のようです。 庭の秋明菊やホトトギス、宗全籠に挿すとオーソドックスな茶の湯の世界へ迎えられるよう・・・。

ゲスト、そしてギャラリーTOMの若江展2021/10/28

 日差しがほっと暖かく感じるような季節になりました。 10月もあと三日間、二年続きでコロナにひ振り回されてしまいました。 感染者が異常に少なくなり、緊急事態の縛りも取れ、週末、松濤の画廊の周辺では若い人の集まる飲食店の店内は満席状態でした。
所変わってここ横須賀は野鳥の鳴き声が響き渡り、爽やかな風が吹いています。 竹林を眺める席での一服をいつもとっても楽しみにされるF氏が来館されました。 渋谷・松濤のギャラリーTOMでの若江展が始まりました。