竹林のノリウツギが満開2023/07/21

連日の暑さの中で竹林の散策道入り口のノリウツギの白い花が満開です。

別名ではピラミッド紫陽花ともいわれるようですが・・・紫陽花が終わった頃から白いピラミッド形の花が咲き始めます。 八ヶ岳など寒いところでは白い花をそのまま秋まで咲かしておくとピンク色に変わって素敵な秋紫陽花として楽しめるようですが、横須賀の暖地は白から枯れた茶色になりとてもそのままにしておけません。
いま盛りのピラミッド紫陽花を部屋にも活けこみました。
この時期だからこその紫蘇ジュースを今年もご用意しました。 どっさりと赤紫蘇と香りづけの青紫蘇をたっぷり入れました。

ベルリンの画廊2023/07/16

ハンブルガーバーンホフの一枚の展示風景

久々のドイツへ2023/07/15

 友人のドリス・ヴァイスの展覧会を機に知り合ったブルーンさんご夫妻、1998年の7月開催の展覧会だったのでちょうど25年前のことです。 その後も折々に両ご夫妻との旧交を暖めてきました。

コロナ感染の対応も厳しくなかなかドイツへ出向くことが叶わず、昨年ドリスさんのご主人の体調が思わしくなく心配だったのでお見舞いを兼ねて思い切って6月27日から10日間ドイツへゆきました。 もう1つの目的としてベルリン在住の武田竜真さん参加の展覧会がベルリンの画廊でオープニングがありぜひ参加したいと考えたからです。 ベルリンもいたるところ工事中ですが画廊の空間サイズの大きさにはビックリでした。 教会をリノベーションしたところや工場をリノベーションした画廊など天井高は日本の画廊では考えられないスケール感を持っています。 そこではブリジット・ライリーの壁面直に描かれた線と線が交差する作品などが思い切った広がりの作品を展示。彼女は92歳と高齢ながらまったく劣えることのない表現力で作品をつくっているのには感動でした。
ブルーンさんの住む北ドイツ風景はエミール・ノルデ、カスーパー・ダービット・フリードリッヒの絵画に繋がります。

美術館のタワーに目が出現!2023/06/23

 カスヤの森現代美術館ラウンジのタワー外部部分に目が出現しました。 竹林から建物を見るとその両目と目が合います。 ネパールの寺院で見られる「ブッタアイ」とも言われる叡智の目です。建物を仏陀として考えるので高いところの顔に目が出現します。 なんとも不思議な表情でこちらを見ています、不可解な世の中を高いところからじっとみているようです。

坂倉新平さんの展覧会です。2023/06/09

 坂倉新平さんは岐阜県羽島のご出身です。 今年の1月から3月にかけて岐阜羽島の不二竹鼻町屋ギャラリーで展覧会があり観にゆきました。賑やかだった頃の面影の残る街並みのなかに 町屋を改築したギャラリーでした。通りに面して建築家の坂倉準三先生の生家である酒の醸造所があり、新平さんは生前準三先生に可愛がられたと聞きます。
1965年のパリの画廊での個展ポスター、全て手書きで作ったそうです。

若い頃にギリシャのパトモス島に魅せられた坂倉新平さんの構成された風景画にはパトモスを彷彿させるものがあります。 15歳までを浄土宗の寺で育ったこともあり、ー自分の仕事は「行」の場と考えあまり観念的にならないよう注意して仕事を進めているーと書かれています。 その坂倉新平さんの単純で深い絵画表現に触れて見てください。
紫陽花が見頃を迎えています。

ヴァリーとエゴンそしてエディットさん、ご帰宅です。2023/05/28

 昨日、長らくご滞在くださった宮崎さんの人形ヴァリー、エゴン、エディット、そして枢機卿と尼、などの作品が箱に収められそれぞれの自宅に戻りました。 岡山から搬出作業のために出向いてくださった宮崎さんには本当に感謝申し上げます。軽々とエディットさんを抱える宮崎さんはまるでエディットさんの母の姿でした。

犬島の冠もぴったりと似合っていました。
だれもいなくなったラウンジや展示室はこれからはシーレファミリーロスになりそうです。
せっかくの機会に当館でもいくつかの作品を収蔵いたしました。 今日からエントランスのガラスケースに置かれ、来館される方を迎えていますのでどうぞお気に留めて観てみてください。

 梅雨入りを前に竹林の紫陽花が色とりどりの花が見頃になります。 カスヤの森現代美術館でのひとときをお楽しみください。

宮崎郁子さんの展示は明日まで。2023/05/20

3月11日から始まった宮崎さんの展覧会も明日が最終日となります。 数ヶ月の間カスヤの森現代美術館にご滞在いただいたエゴン、ヴァリー、エディット、そしてシーレのパトロンの皆さまには本当にお疲れ様でした、そして有難うございました。 当初は閉館後にあちこちに人の気配が漂っていて驚くことが度々ありましたが今ではまるで家族の一員のように感じるようになりました。
貴重なアニメーション画像をご提供くださったウイーンのベルナデッテ・フーバーさんのアニメ制作の写真が届きました。
宮崎さん、フーバーさん、本当に貴重な作品を展示させていただき心より感謝申し上げます。

五月晴れのゴールデンウイークです。2023/05/06

 カスヤの森現代美術館の竹林には欅や榎といった大木が何本かあります。
いま新緑の若葉が一斉に育っています、目に青葉山ホトトギス・・・ならぬウグイスの歌うような声が若葉の中から聞こえてきます。 竹林の散策にはもってこいの季節です、昨年植えた唐種オガタマには赤い花が咲きました。近づくと甘い香りが漂っていました。
オレンンジ色のチャボ甘草の花は竹林によく似合っています。
ズイナはテーブルに挿しておしゃれなアレンジが出来上がります。
この杜若は鎌倉の足立朗さんからいただきました。もう十数年まえの事ですが・・・元気にしていますが今年は植え替えします。

あやめが咲きました、夏みかんの花も、2023/04/22

 季節が移って裏山の花も次から次へと違った花が咲いています。 昨年植えたあやめが濃い紫の花をいくつか咲かせています。隣にある黄菖蒲は数日前から元気に花盛りを迎えています。
夏みかんの花もシトラスの香りとともに花いっぱいです。 先週にマーマレードを作ったばかりなのに、もう次の準備をしていてなんてありがたいことでしょうか。

ゲストの皆さま2023/04/16

久しぶりのご来館、横須賀美術館の立ち上げにもっとも尽力された原田光さん、水沢館長と若江漢字さんとのお話に花が咲きました。
昨日は終日の雨降り、にも関わらず開館と同時に熱心な宮崎ファンの方がご来館になりました。 最後にはマルチ表現者のモンデン・モモさんが長身のカッコ良い姿で現れ次から次への話題沸騰、閉館時間を忘れてしまいました。