10月のパリ2011/10/21

高橋アキさんのピアノコンサート(10月8日・パリ13区ベトンサロン)と「若江漢字とその生徒達」展(10月10日~15日パリ1区)が同じパリで開かれるので11日間の日程でパリに行ってきました。

ベトンサロンでは若手の女性が企画した日本の50年代の「実験工房」を紹介する展覧会が開催され、それにあわせてアキさんがジョン・ケージや湯浅譲二の曲を演奏すると会場一杯になった客席がすっかりピアノに釘付けになりました、というのも最初にプリペアードのジョン・ケージの曲を弾き、演奏後にピアノに仕組んだ様々な道具?を取り出しながらアキさんが一つ一つ説明してくれるからです。

それにしても60年前の日本のマイナーなムーブメントが現在のパリで資料展が開かれるなんて、、そして若い人達がその中からなにかを掴もうと試みている姿があることにパリの不思議な魅力を感じていました。

その後に乗ったセーヌ河のディナー・クルーズでキラキラのエッフェル塔の瞬きにもすっかり魅せられて帰ってきました。

「若江漢字とその生徒達」展については後ほど、、ご報告いたします。