オープニングの一コマです。2015/02/14

 先週の日曜日、北川陽史展のオープニングでした。
 武蔵野美術大学の空間演出デザイン学科の助手を務めていらっしゃる北川さん、恩師の森先生はじめ世田谷美術館館長の酒井さんも来ていただきました。意外にも日本酒党が揃っているんですね。

今年も歳神さまがお見えになりました。2015/01/11

 新春恒例となっている謡初め式が善竹十郎さんのご指導で10日に行われました。 善竹さんはまるで当館の歳神さまといって良いと思います。 一年の無事を祈りつつ善竹さんがお仕舞を舞われた後、皆様で「高砂」をお謡になるよう習いました。
高砂は相生から住吉大社までの道のりを謡に込めて女の神様が男の神様へ船で漕ぎ出してゆくのです。ゴマフの意味など説明を聞きながら節回しを合わせました。
 お昼に間に合うように前もって準備したお赤飯や福袋のご馳走をいただき、紅白咲き分けの金団で薄茶を一服、日本って素晴らしいですね。

ブーちゃんからご挨拶2015/01/08

 美術館ニャンコのブーちゃんです。 遅ればせながら皆さまへ新年のご挨拶を申し上げたく登場いたしました。 なにせ文字を書くことは苦手でして特に鉛筆はうまく使えません。 そんなわけでこんな姿勢でのご挨拶お許しください。 今年も元気に勤務しますのでどうぞよろしく!

きょうは美術館日和でした。2014/10/19

 2週続けて台風襲来でさんざんな週末でしたが、今週は本当に気持ちいい秋晴れの日が続きました。

 1年の内でも極端に言えば数日しかテラスで食事を楽しむことが出来る天気の良い日はありません。 今日がそんな素晴しい一日でした。

 ランチを美味しそうに召し上がっているカップルやラウンジで話の花が咲いているグループもいらっしゃいました。
 ボイス展も残り少なくなりました、あと5日間です、アート・アクションなど見応えがあります。ボイスの作品に会いに来てみてください。

豊田市美術館からのお客様2014/10/12

 ボイスの作品に飛びつくような勢いでいらっしゃたのは豊田市美術館の作品ガイドをされている方々でした。 さすが当館展示作家を次々に挙げていただき、こちらが後追いするほどの勢いでしたが、うれしい時間でした。 また豊田市美術館の改修が終わりましたらぜひお訪ねします。 ありがとうございました。

40年ぶりの再会です。2014/09/07

 先日、40年ぶりにアーティストのA.D.クリスチャンさんと再会しました。 日本では東京の横田茂ギャラリーで個展をされているのは知っていましたが、ご本人にお目にかかるのは1975年にドイツの画廊でお会いして以来のことです。その頃はまだほっそりとした青年(お互いに-40年ですからね)といったイメージしか残っていません。 いまはデュッセルドルフ美術大学で教え、ドイツと日本、そしてNYの3ヶ所で活動しているとか・・・。 日本が大好きだとおっしゃって、スマホに入った葉山の風景を自慢されていました。本当に日本って素晴しいところですね。 ご一緒にいらっしゃったのはベルリン大学で教えている渡辺さんと教え子のジュリアさんです。ジュリアさんは日本のファッションデザインを研究しているそうです。特にコム・デ・ギャルソンを、期待しています。ステキなデザイナーの誕生を待っています。

岡崎和郎さん、2014/08/08

 久しぶりに作家の岡崎和郎さんが来館されました。 どうしてもボイス展が見たいとおっしゃって暑い中、短パンの若々しい出で立ちでした。もう80歳を過ぎていらっしゃるそうですが、とてもそうは見えません。  そしてなによりボイスと河原温を対極として捕えてのお話しがすごく勉強になりました。ボイスのマルティプル作品など、多作に対し、温さんはものすごく自作の管理に厳しかったそうです。  今年亡くなられた偉大な作家、河原温さんの話が興味深かったです。 来年は岡山でグループ展があるそうです、お元気でご活躍されますよう、またお出かけ下さい。

宮田まゆみさんの笙コンサート2014/05/29

 宮脇愛子さんの展覧会によせて、笙のコンサートがありました。 笙の第一人者、宮田まゆみさんが宮脇さんのお祝いとして演奏してくれたました。 宮脇さんの1959年から2014年の今年制作の作品の中で静かに笙の音色が流れると「今」という時間に作品を引き出し、空間に音と共に動くような力を発揮し始めました。
 ジョン・ケージの曲はサイコロの目がでた4番を演奏したり、ちょっとチャメッケをみせてくれました。 車椅子で参加の愛子さんはジッと聞き入って身動きだにされませんでした。良い音楽を聞くといつもこうなのだそうです。
 その後、愛子さんと共に一同、竹林へ移動しました。 竹林の「うつろひ」の中で宮田さんは細川俊夫作曲の「うつろひ」より抜粋して演奏すると、竹林を渡る風が笙と呼応するかのように喜びのそよぎが起こり、西からの光が竹の間からキラキラと竹の幹や地面に遊ぶように揺らぎ初めました。
 演奏が終ってから、きっとなにか降りてきていたのね、、素晴しかった、口々に感嘆の声があがりました。
 京都から宮脇さんのご友人の浅田彰さんも駆けつけてくださっていました。

ベランダでひと休み2014/03/05

  先週の金曜日はお日様の暖かさでポカポカ陽気で気持ちの良い一日でしたね、、。
小学校5年生4名の美術館見学会でした。
衣笠駅から歩いてきたので咽が渇いてベランダのデッキでひと休み。

先生がプリントで用意した作品を館内や屋外で実際の作品を見つけるゲーム?のようなことをしたり、、、竹林を廻ったり、、開催中の中上清さんの作品について話していると「雷が鳴るような絵」との答えが出ました。

「美の回廊をたどる」の方々です。2013/11/21

 昨日、NHKカルチャー「美の回廊をたどる」の講座として樫田講師と受講生6名の方々が来館されました。

東京近郊の美術館建築を探訪しているそうです。以前講師の樫田先生が下見にいらっしゃって、受講生の皆さまに希望の館を計ってから来館するか否かを決めるとのお話しでした。

聞くところでは受講生の皆さまそれぞれが専門的な知識を持って講座に臨まれている様子なので私設の小美術館を選ばれるとは思っていませんでした。

後日、うれしくも樫田先生からの連絡で昼食を挟んでの「美の回廊をたどる」講座を当館で、、、と言われたのです。

食事のメニューを考えるのはとっても楽しいのですが初対面の方々への何をお出ししたら喜んでいただけるか、乏しい知恵を絞った結果、地産の食材で和食メニューとなりました。

皆さまが海外での生活体験者とか、、お気に召していただけたでしょうか、三浦半島の味を、どうぞまた筍の季節にでもお出かけください。