今年もご来館いただき有難うございました。 ― 2024/12/31
開館30周年の記念年も余すとこと一日となりました。
昨年末からの30周年記念展は初回が松澤宥展、2回展がヨーゼフ・ボイス展、3回展は若江漢字「地中海−1始まり」、そして4回展はマルセル・デュシャンを考える、最後は現在開催中の李禹煥展です。
それぞれ当館にとってゆかりある重要な作家展となり、期間中には3回にわたり若江漢字によるレクチャーが開催されました。内容は当館のHPにも公開されていますが追って各記録を本としてまとめる作業を進めておりま。
記念年として6月30日には美術館友の会会員の方々をお招きしてお祝いいのパーティーを開くことができました。フレンチチェフ鳥海さんのコース料理は最高でした。宮城の伊達冠石の記念モニュメントも(近持イオリ作)完成しました。 開館以来30年間、いつも新鮮な気持ちにさせてくれる作品に出会える素晴らしい美術館とともに生きてこられた幸せに心から感謝しています。 実り多かった今年一年の感謝と来年も平和で健康で美術館で皆さまをお迎えできますよう願っています。 またお目にかかれる日を楽しみにしています。
昨年末からの30周年記念展は初回が松澤宥展、2回展がヨーゼフ・ボイス展、3回展は若江漢字「地中海−1始まり」、そして4回展はマルセル・デュシャンを考える、最後は現在開催中の李禹煥展です。
それぞれ当館にとってゆかりある重要な作家展となり、期間中には3回にわたり若江漢字によるレクチャーが開催されました。内容は当館のHPにも公開されていますが追って各記録を本としてまとめる作業を進めておりま。
記念年として6月30日には美術館友の会会員の方々をお招きしてお祝いいのパーティーを開くことができました。フレンチチェフ鳥海さんのコース料理は最高でした。宮城の伊達冠石の記念モニュメントも(近持イオリ作)完成しました。 開館以来30年間、いつも新鮮な気持ちにさせてくれる作品に出会える素晴らしい美術館とともに生きてこられた幸せに心から感謝しています。 実り多かった今年一年の感謝と来年も平和で健康で美術館で皆さまをお迎えできますよう願っています。 またお目にかかれる日を楽しみにしています。
なんと合わせて246歳 ― 2024/11/30
李禹煥「合間の遊作」が始まりました。 ― 2024/11/24
デュシャンへのオマージュ ― 2024/11/09
デュシャンを考える展について ― 2024/11/08
第4回・30周年記念企画展がスタートしました ― 2024/09/06
Joseph Beuys展が終わりました。 ― 2024/05/26
3月9日から始まった当館では5年ぶりのボイス展は盛況のうちに終了いたしました。
ご来館いただきました大勢の方々へ心より感謝申し上げます。
前回の2019年とは違い来館される方のほとんどは1984年のボイス来日を知らなかった世代でした。生まれたのもそれ以降なのは当然というべきでしょうか。しかしボイスへの興味はとても深く、会場で映しているボイス作品の解説を食い入るように見ていいました。
ボイスについては7月には表参道のジャイルギャラリーで日本の作家との対話展が予定されていますので今から楽しみです。 詳しく決まりましたらご案内いたします。
展覧会の展示替えのため6月5日まで休館しております。
次回若江漢字展の頃には竹林の紫陽花がきっと色とりどりに見頃になっていると思います。
いま、竹林散策したらいくつかの紫陽花はもう色づきはじめました。
前回の2019年とは違い来館される方のほとんどは1984年のボイス来日を知らなかった世代でした。生まれたのもそれ以降なのは当然というべきでしょうか。しかしボイスへの興味はとても深く、会場で映しているボイス作品の解説を食い入るように見ていいました。
ボイスについては7月には表参道のジャイルギャラリーで日本の作家との対話展が予定されていますので今から楽しみです。 詳しく決まりましたらご案内いたします。


ボイスの作ったメダル ― 2024/03/26
当館のヨーゼフ・ボイスの常設展示室にあるガラスケースの中に石膏型と鋳ぬいた金属の小さいメダルがあります。
このメダルをデザインして作ったのがヨーゼフ・ボイスです。以前当館で展覧会をお願いした銅版画家Otto Koester さんのパートナーのChirstine Fausel さんから寄贈されました。
Fausel さんの実家は南ドイツで大きな繊維会社を営んでいて創業記念年に合わせてメダルを制作されたそうです。
Otto Koesterさんはデュッセルドルフの美術学校の教授でChirstine Fauselさんは彼の学生でした、同じ学年にはボイスも在学していました。才能溢れるボイスにChirstine Fausel さんが実家の記念メダル制作を依頼したのです。 戦後まもない頃のようですが、ドイツらしい「双頭の鷲」のシャープなデザインに当時のボイスの意識が伝わる思いがいたします。
Chirstine Fausel さんは実家の事業を継いだのですがアーティストの感覚では経営は難しくその後「Boss」という企業に売却したとご自身が話していました。
このメダルをデザインして作ったのがヨーゼフ・ボイスです。以前当館で展覧会をお願いした銅版画家Otto Koester さんのパートナーのChirstine Fausel さんから寄贈されました。

Fausel さんの実家は南ドイツで大きな繊維会社を営んでいて創業記念年に合わせてメダルを制作されたそうです。
Otto Koesterさんはデュッセルドルフの美術学校の教授でChirstine Fauselさんは彼の学生でした、同じ学年にはボイスも在学していました。才能溢れるボイスにChirstine Fausel さんが実家の記念メダル制作を依頼したのです。 戦後まもない頃のようですが、ドイツらしい「双頭の鷲」のシャープなデザインに当時のボイスの意識が伝わる思いがいたします。
Chirstine Fausel さんは実家の事業を継いだのですがアーティストの感覚では経営は難しくその後「Boss」という企業に売却したとご自身が話していました。
ヨーゼフ・ボイスからのメールアート ― 2024/03/07
明後日から始まるヨーゼフ・ボイス展には1976年にボイスから届いた一枚のハガキが出品されます。
このハガキは若江漢字さんがドイツ滞在から帰った翌年に世界のアーティストに世界地図が印刷されたハガキを「あなたの世界観をそこに描いてください」とメッセージを入れて送ったものです。 当時は個人情報などの守りも甘く、アーティスト・ダイアリーというイタリアから出版されている芸術家名簿などが簡単に手に入る時代でした。 返信してくれたのは音楽家のシュトック・ハウゼン、ジョージ・マチューナスやソル・リビット、リチャード・ロング、等々日本人39名、海外16名でした。
なかでもボイスからのハガキはとても興味深く魅力的な表現のものでした。 世界地図に数カ所の点と古式書体のドイツ語で「Geysir」とペンで書かれ、赤黒い色をしたその文字を斜めにかざすと緑色のような光りが反射して、子供の頃に傷口に塗った赤チンキと同じですまさに赤チンキを使ったのです そして古式書体の「Geysir」は解読するのに数年かかりましたが「間欠泉」であることがわかるとボイスの考えている世界観がグーンと具体的に迫り、さすがボイスらしい表現の素晴らしさに持つ手が熱くなりました。いまでは当館の宝物になっています。
このハガキは若江漢字さんがドイツ滞在から帰った翌年に世界のアーティストに世界地図が印刷されたハガキを「あなたの世界観をそこに描いてください」とメッセージを入れて送ったものです。 当時は個人情報などの守りも甘く、アーティスト・ダイアリーというイタリアから出版されている芸術家名簿などが簡単に手に入る時代でした。 返信してくれたのは音楽家のシュトック・ハウゼン、ジョージ・マチューナスやソル・リビット、リチャード・ロング、等々日本人39名、海外16名でした。
なかでもボイスからのハガキはとても興味深く魅力的な表現のものでした。 世界地図に数カ所の点と古式書体のドイツ語で「Geysir」とペンで書かれ、赤黒い色をしたその文字を斜めにかざすと緑色のような光りが反射して、子供の頃に傷口に塗った赤チンキと同じですまさに赤チンキを使ったのです そして古式書体の「Geysir」は解読するのに数年かかりましたが「間欠泉」であることがわかるとボイスの考えている世界観がグーンと具体的に迫り、さすがボイスらしい表現の素晴らしさに持つ手が熱くなりました。いまでは当館の宝物になっています。
松澤宥展が終了いたしました・ ― 2024/02/25
昨年12月に始まった松澤宥展ですが、本日が最終日でした。
1996年の初回企画展に選んだ展覧会が松澤でした。あれから30年近く経ち、時代が松澤宥に追いついてきているように思われます。
2022年の長野県立美術館での大規模な回顧展はその大きな契機になりました。今回の松澤宥展にご来館される方の多くは実際にご覧になっていました。同時開催のご自宅近く下諏訪一帯での松澤関連イベントもご存知でしたし、前知識の豊富さにこちらが刺激されるほどでした。 これからもじっくりと理解が深まる松澤作品は様々な分野への今後の拡張作用が楽しみです。 この展覧会がこれからの松澤作品への一つの入口となってくれることを願いつつひとまずは閉展。 ご来館いただきました皆さまへ感謝申し上げます。
2022年の長野県立美術館での大規模な回顧展はその大きな契機になりました。今回の松澤宥展にご来館される方の多くは実際にご覧になっていました。同時開催のご自宅近く下諏訪一帯での松澤関連イベントもご存知でしたし、前知識の豊富さにこちらが刺激されるほどでした。 これからもじっくりと理解が深まる松澤作品は様々な分野への今後の拡張作用が楽しみです。 この展覧会がこれからの松澤作品への一つの入口となってくれることを願いつつひとまずは閉展。 ご来館いただきました皆さまへ感謝申し上げます。

































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