ボイス生誕100年記念展 ― 2021/01/24
今月9日から始まったボイス展ですが、感染拡大を抑えるために外出自粛が求められ来館者の方も難しい選択を迫られてしまいます。
でも、ボイス展を目指して来てくださる方が多く感染対策を徹底しながら開館していて喜ばれています。
昨日も奈良県から来てくださってゆっくり観て行かれました。
今回はボイスの凸面の足型を出品しています。
「我々が革命だ」の実寸大を超える歩く姿のボイス像に合わせて設置しました。
ボイスの足型については若江漢字さんと酒井忠康さん共著「ボイスの足型」みすず書房2013に詳しく書かれています。
常設展示の中二階と合わせてボイス作品がみられ、他にも1983年のアートアクションの写真も展示しています。
この暗雲垂れ込めるいま、100歳のボイスが生きていたらどのような解釈で現代を切り拓くような作品表現をするのか・・・みてみたいです。
水仙や梅、ボケの花を見つけました、春は間近に。
コメント
_ 藤原学 ― 2021/01/29 15:42
_ おかみ ― 2021/01/31 11:05
厳しい状況の中でご来館いただき有難うございました。昨年の今頃は松澤宥展を開催、2月2日が松澤さんの誕生日なので遅れたオープンングをいたしました。ブッフェを囲んでのパーティーは少し懸念したのですが大勢の松澤ファンで盛り上がりました。1年後の今をだれも予想していなかったと思います。
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「足型」の像を観て、石膏が固まるまでの間ボイスと若江先生はどんな顔をしていたのだろう?と妄想したり。アート・アクション「ロシア皇帝冠を溶かす」の映像を観て、間近で立ち会われた若江先生のドキドキが伝わってくるような気がしたり。展示に人間味を感じたのは、お二人の親交の足跡も窺えたからかもしれません。
また伺える機会と、アネックスの完成を楽しみにしております。