バッタさんと月見団子2019/09/13

 毎年、十五夜にすすきで作ったバッタと饅頭を届けてくださる方がいらっしゃいます。 まるで本物のバッタがすすきに止まっているかと見紛うようです。 今年はすすきに合わせて、まん丸な黄菊の花が入っていました。お月さまが出なくても菊の月見ができます。 昨年に栗の大木を切ってしまいましたので、残った一本の栗はあまりご機嫌が良くなくて少ししか栗の実がついていません。 でもイガの間から実が顔を出しています。 残暑もあとちょっとの辛抱ですね。

台風15号の爪あと2019/09/13

月曜日に三浦半島をかすめ、東京湾に抜け、房総半島に上陸した台風15号は、本当に今までにない強力な威力を持って大地に襲いかかってきました。 地球温暖化の結果でもあり、自分たちが引き起こしたとも言える災害に、足元がすくわれるような気持ちになります。 ボイスは地球を人間に例え、その肺の部分はアマゾンのマットグロッソであると言っていました。そのアマゾンが火災で燃えています。人間のエゴがその消火を阻んでいるんですから・・・救いようのない地球の生き物ですね。

Art action - Celtic 19712019/09/01

今回のボイス展では清里現代美術館コレクションが加わり、今までより少し充実した展示になりました。 中でも1971年バーゼルの地下壕でのアートアクションのフィルムとゼラチンの入った瓶、その記録写真が入った布張りの箱「Celtic」はボイスの作品の中でもとても大事な作品の一つです。 他の幾つかの作品と合わせてガラスケースに納められ展示しています。加えて、アートアクションの映像も流しています。
映像では、コートを着込んだ人々が会場に溢れんばかりに詰めかけ、目を輝かせてボイスのアクションを取り囲んで見ています。その表情はさすが時代がかかって見えます。かれこれ50年前の出来事ですから・・・。でも時代を超えて今も心を打つボイスの理念が読み取れます。 高い理念・叡智をゼラチンにたとえ、一つ一つ大きなトレイに集め、一気に頭からかぶってしまいます。その表情は全ての叡智を引き受けていくといった気概に満ちています。

昨日はボイス展のオープニングでした。2019/08/11

 開館25周年の記念展でもある、ヨーゼフ・ボイス展が始まりました。 清里現代美術館の伊藤信吾さんが長年かかって収集した、ボイスの作品を当館で購入し、今回がお披露目の展覧会です。 常設展示と合わせて、館内のほとんどがボイスの作品で埋まるのは久しぶりのことです。 やはり、ボイスの作品が放つ理念や思考は時代を超えて光を放っています。 今の時代を彼が生きていたらどんな作品が生まれたでしょうか。
暑い中をお出かけいただいた方に、紫蘇のジュースがとても好評でした。赤紫のとっても綺麗な色がステキです。ブッフェは青ゆずとゴマの入ったいなり寿司とうなぎご飯の笹包み、カレー味のサモサ、枝豆、カットフルーツ、少し楽をしました。

IMBOS-vol6 が刊行いたしました。2019/07/28

 1998年に発刊した当館の不定期刊行「IMBOS」(インボス)という小冊子をご存知でしょうか。ご存知ないのは当たり前です、数年に一度という頻度で出版している私家版冊子なのですから・・・。  今回も25周年記念として、5年ぶりの刊行となりました。当館にご縁のあった方々18名の方々にご寄稿いただきました、それぞれ素晴らしい内容を持つ文章は本当に読み応えがあります。 52年に亘るN,Yでの半世紀を回顧された青木さんや、天文学者としての半世紀を問わず語りとして書いてくださった方など、一緒に体験しているかのような臨場感があり、時代のワクワクした流れに引き込まれそうです。
 この場をお借りして、執筆してくださった方々へお礼申し上げます。 また、今回も編集作業にあたってくださり、すてきなデザインでまとめてくださった日比谷のデザイン会社・J2コンプレックスに心より感謝申し上げます。 もし美術館にいらっしゃた時には、どうぞお手に取ってみてください。 A5版・259頁(頒価:700円)

今朝咲きました。2019/07/12

 朝方の雨にもかかわらずに、ゆっくりと花が開きました。

密閉された世界2019/07/12

 「それから」に出品している、木村友紀さんの作品の2点はとっても透明度の高いアクリル樹脂に固められたアルコールの小瓶です。 まるでガラスの塊かと思うほどクリアーな立方体の中に、ウイスキーのオールド・パーの小瓶が埋まっています。よく見ると小さな蓋が帽子を脱いだようなスタイルで、ちょこんと真上に浮いています。 ウイスキーの小瓶ですが、とてもユーモラスな表情をしています。 もう1点は、ドイツで子供が成人して、最初にアルコールを口にするとしたら、この小瓶に入ったアルコールだそうです。ちなみに20%の度数。 アクリルが固まるときに、圧力がかかり細かな亀裂がミシミシと入っています。1つの瓶だけはアルコールが入ったまま固められて、少しの揺れにも反応しています。 木村さんの作品の後に展示されている森千裕さんの作品については、次回のお楽しみです。

「今、神話が語るもの」 オランダで展覧会です。2019/06/30

 昨年の10月4日から12月23日に当館で開催した山口由理子さんと ミネケ・シッパーさんの神話の絵とテキストの展覧会をご覧いただけたでしょうか。 その同じ内容の展覧会がオランダのライデン大学で7月15日から8月30日まで開催されます。 ミネケ・シッパーさんがライデン大学で教鞭をとっていたことがあり、日本に続いてオランダでの開催となりました。 ライデン大学はご存知の方も多いと思いますが、1575年創立のオランダ最古の大学です、シーボルトが在籍していたことでも知られています。また、オランダとは鎖国時代でも出島を通じての貿易をしていたこともあってか、日本語学科があり日本とも親しい大学です。 もし、どなたかオランダにご縁があるようでしたら、ぜひご案内いただけたら嬉しいです。 送られてきたフライヤーを添付します。

夏至の絵画2019/06/23

 いつまでも明るいこの頃、閉館後の扉に差した西日が描いた光の絵です。閉めて帰るのがもったいないくらいでした。
ラウンジから見える裏庭の紫陽花は窓一面を埋め尽くしています、まだまだ見頃です。
入り口に咲いているアナベルは挿し木から、こんなに見事に成長しました。
半夏生の花が咲いています。
紫陽花の間からチラっと覗く半跏思惟像の石仏は、フローレンス西村さんが、その表情が気に入ってご自分で選んで置かれました。昨日は以前、フローさんのセミナーに来ていた方が3人でその像に会いに来られました。なんと毎年欠かすことなく来てくださるんです。

今、紫陽花の見頃です。2019/06/09

 展覧会に合わせるかのように、オープニングから一週間経ち、入り口のアナベルや裏庭の紫陽花が見頃になりました。 半夏生も昨年より遅く、先が白くなってきました。 どちらを見ても緑と白のコントラストが目に入ってくるのは、いまの季節特有の葉と花の色合いでしょう。