緊急事態宣言の解除があり、少しホッとした気持ちで平川さんの展覧会が先週土曜日から始まりました。
作品はそれぞれん関係性をもっているので、会場を一巡すると心の中に作者のメッセージが伝わってきます。
エントランスの壁面にジョン・ダン(イギリスの詩人・聖職者)の詩が二枚のキャンバスに描かれていて、下の教会の長椅子には聖書とビーカーに挿された一輪のバラ。
その花びらは黒く染まり始めています。
当館の建築は、ラウンジ部分の屋根がヨーロッパの教会の尖塔を模して造られています。
現代の美術館は教会の機能を果たすべき・・・と考えてのことです。
深まりゆく秋にはぴったりの物思いにふける展覧会が始まりました。
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