「現代詩」が出版されました。若江漢字の詩集です。2021/11/07

 若江漢字の「言葉の盗掘」や鎌倉近代美術館で発表した(2004年)言葉によるマニフェストなど(1970年代から今日まで)を一冊の詩集として出版いたしました。 秋の夜長、ぜひ若江漢字のアフォリズムを楽しんでいただきたいと思います。 ご希望の方へお送りします、下記のアドレスへお知らせください。
info@museum-haus-kasuya.com

B5版/111頁 
1800円 + 送料200円

光陰矢の如し2021/11/12

 立冬から一週間になろうとしています。
「少年老い易く学成り難し・・・光陰矢の如し・・・」
一昨年に井上陽水さんが全国ツアーをした時にこの言葉をタイトルにしていました。
竹林に出てみると山茶花が満開の花をつけ、南天の実は赤く色づきはじめていました。
竹林に響く冬鳥の鳴き声は歳の暮れを告げるかのように聞こえました。
今年もコロナに明け暮れした一年になりますね、感染者が急激に減っているのでこのまま落ち着くことを願っています。
今回の展示作品の中にゼンマイ仕掛けの時計が2台出品されています。
30分ごとに時を告げる音が響きます。
全く気づかない時もあり、ボーンボーンと心を打たれるような時もあり、毎時毎時の変化にびっくりします。
明日は作家の平川恒太さんがお見えになります。

ギャラリーTOMの若江漢字展が終わりました。2021/11/18


 10/22日から始まった渋谷・松濤のギャラリーTOMでの若江漢字−絵画-克服される現在IIが11/14日に終了いたしました。

 2018年に同じギャラリーで開催した展覧会の第二弾というべき作品内容でした。

 前回はマルセル・デュシャンの通称「大ガラス」の解釈というべき絵画でしたが、今回は同じデュシャンの「遺作」についての解釈を絵画化したものでした。

 ほかに日本人としてのアイディンティティーを考えた時、「ヒムカ・卑弥呼」を描くべきとして取り組んだ作品や現代をアマデウス・モーツアルトの歌曲「ドン・ジョバンニ」の序曲から作品のタイトルとした2作品などを出品いたしました。


渋谷の閑静な住宅地にある特殊な建築の中に展示するとカスヤの森での展示とは異なる趣を持って素敵な展示でした。
作品の反響もあり満足な表情です。 最終日には新聞記者の来訪もありました。

若江漢字さんのHPができました。

https://kanji-wakae.com/

今までの作品や展覧会などを紹介しています。 ぜひアクセスしてみてください。

めずらしいキノコが群生!2021/11/20

昨日、第3展示室前で見つけました。 数年前に伐採した欅の大木の切り株の近くにキノコが群生しています。 一つ見つけたら、あちらこちらにいっぱい同じキノコが出ているではありませんか! 初めて見るキノコ、すぐにキノコ博士でもある画家さんに画像を送りました。
早速お答えが返ってきました。 「ナラタケモドキ」 食用キノコだそうです。 でもこれに似た毒キノコの「ヒメアジロガサ」があるのでくれぐれも食用にしないようにと注意書きが添えられていました。

平川恒太–対話イベント開催中です。2021/11/27

 11/25〜11/28 の4日間、展覧会に合わせて作家との対話イベントを開催しています。
出展作品を観ての感想や意見を作者本人との対話ができます。 初日の25日にはこの日を待っていたかのように来館される方が多く、平川恒太さんは大忙しいの一日となりました。
秋晴れに恵まれて竹林の散策もとても気持ちよい季節です。 どうぞお気軽にお出かけください。