設立30周年記念日です。 ― 2024/04/01
舟越桂さんのご冥福を祈ります。 ― 2024/04/03
当館で1998年開催の「左眼子と慈眼子」展に人物彫刻を出品してくれた舟越桂さんが3月29日にお亡くなりになりました。
まだこれからも作品を創作されることを楽しみにしていましたが72歳でその手を止められました。
1989年のサンパウロ・ビエンナーレには舟越桂さん、神山明さん、若江漢字さんと三人で日本代表としてブラジル・サンパウロに出品され、私もご一緒いたしました。 おおらかな物腰と思慮深さを讃えたとても魅力的な方でした。 当館の刊行紙「IMBOS」vol1では桂さんのアトリエを訪問してインタビューさせていただきました。 その中で、自分の作品について「自分の中を見ている彫刻だと思っている。遠いところを見ている視線だけど、もっと遠いところのあるのは自分自身なんじゃないかなって・・」
作品の視線の先に見える世界を追いかけて旅立っていったのですね。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。
1989年のサンパウロ・ビエンナーレには舟越桂さん、神山明さん、若江漢字さんと三人で日本代表としてブラジル・サンパウロに出品され、私もご一緒いたしました。 おおらかな物腰と思慮深さを讃えたとても魅力的な方でした。 当館の刊行紙「IMBOS」vol1では桂さんのアトリエを訪問してインタビューさせていただきました。 その中で、自分の作品について「自分の中を見ている彫刻だと思っている。遠いところを見ている視線だけど、もっと遠いところのあるのは自分自身なんじゃないかなって・・」
作品の視線の先に見える世界を追いかけて旅立っていったのですね。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。
高橋アキさんのコンサート ― 2024/04/14
昨日は5年ぶりに高橋アキさんのピアノコンサートでした。
2020年以降はコロナ禍で当館でのコンサートは出来ませんでした。 入り口の桜と裏手竹林の枝垂れ桜が華やかに満開になって春爛漫の陽気の中でシューベルトから始まりナムジュン・パイクがアキさんへ送った楽譜?の初演が行われました。準備したカメラ2台がアキさんの演奏する手元を写してモニター2台に画像を送ります。見ているゲストの方々はアキさんが演奏するバッハの平均律旋律をモニター画面と共に聴いているのですが、時折リズムを止めちょっと調子が狂います。 一枚のパイクさんのイラスト譜面を解釈しての現代音楽の楽しい時間でした。 それから坂本龍一さん、武満徹さん「さよなら」のアンコール曲の演奏などで幕下ろしました。 アキさん素晴らしいピアノ演奏を有難うございました。またいつも楽しみに来てくださる皆さま、そして遠方より来てくださった皆さまに心よりお礼申し上げます。
2020年以降はコロナ禍で当館でのコンサートは出来ませんでした。 入り口の桜と裏手竹林の枝垂れ桜が華やかに満開になって春爛漫の陽気の中でシューベルトから始まりナムジュン・パイクがアキさんへ送った楽譜?の初演が行われました。準備したカメラ2台がアキさんの演奏する手元を写してモニター2台に画像を送ります。見ているゲストの方々はアキさんが演奏するバッハの平均律旋律をモニター画面と共に聴いているのですが、時折リズムを止めちょっと調子が狂います。 一枚のパイクさんのイラスト譜面を解釈しての現代音楽の楽しい時間でした。 それから坂本龍一さん、武満徹さん「さよなら」のアンコール曲の演奏などで幕下ろしました。 アキさん素晴らしいピアノ演奏を有難うございました。またいつも楽しみに来てくださる皆さま、そして遠方より来てくださった皆さまに心よりお礼申し上げます。
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