田口和奈展のオープニング2017/06/09

 4日のオープニングには早くから画廊の方や作家、また共の会の方々が出席してくださって和やかなとってもよい会でした。
 田口さんの作品もこれまでの「非在の肖像」から視点が大きく変わり、印画紙に図像が現像されるプロセスで、どんな資材と結びつくか、その微妙な違いを求めて実験的な写真作品が出品されています。

 一方で「ファウンドフォト」といった写真を20枚近くパネルにレイアウトし展示、被写体の持つ時代などのインパクトが強く出ています。
 バライタという印画紙にこだわりつづける田口さんの作品、そのデリケートな印画紙に焼き付けられた表情をぜひ見てください。

対談のご報告2017/02/13

 一昨日は1月8日の寒い雨の降るオープニングの天気とは打って変わって明るい春の日差しが会場に入って気持ちのよい日でした。 早くからご予約いただいた方々で満席、立っていたエゴン・シーレ像を作者の宮崎さんの手で椅子に座らせ、一緒に対談に参加でした。
熱〜い対談後のあま〜いスイーツは友人パティシエの差し入れです。

きのうのオープニング2017/01/09

 ちょうどオープニングのはじまる頃からの寒い雨になりましたが、遠く岡山、広島からも宮崎ファンが駆けつけてくれました。
 シーレの生きた世紀末のウィーン、貧富の格差に暗く冷たい世間の目、ふと今の時代って・・・どうかなと考えてしまいます。 寒い雨はシーレに似合ってる・・・神奈川県立近代美術館の水沢館長が挨拶。

対談 小泉俊己×枡野俊明のこと2016/12/04

 待ちに待った対談、本当に実現して良かったです。 お二人には心より感謝です。 対談後、参加された方々のなんとも爽やかで嬉しそうな表情が内容を物語っていました。

今日も夢中です。2016/07/08

 ママちゃんの朝は金魚の動画サイトならぬ、本物動画に夢中です。じっと見つめているとついつい手が動いてしまいます。

カスヤ・コレクション展がスタートしました。 ― 2016-06-102016/06/10

 展示替えの期間が2週間ほどありました。 当館の収蔵品から選りすぐった作品で久々に展覧会をしています。
 松澤宥さんの作品は褪色しやすいピンクなどをつかっているので 短期間のみの展示です。
 また、若江漢字さんのマルセル・デュシャン 解読された「大ガラス」の絵画はジークレとして版画にいたしました。
 開館記念のコレクション展は1994年の一年間展示いたしましたが、開館後22年のこのコレクション展、この時間の蓄積を感じていただけるでしょうか。

板津石版画工房のワークショップ2016/05/15

 先週の日曜日に開催中の「板津石版画工房の仕事」展に合わせて実際にリトグラフの公開制作をしました。
来館された方の中で希望者にアルミ板をお渡して、油性の鉛筆やクレヨンなどで下絵を描いてもらい、板津さんに製版・プリントしていたいただく工程を公開制作いたしました。
描いた線やぼかしを入れた面などがそのまま反転して紙に移される瞬間は緊張感と期待でいっぱいになりました。

河口龍夫展のアーティスト・トーク2015/11/03

 一昨日は河口龍夫さんのアーティスト・トークでした。 日頃河口さんから聞くことのできない幼少期の体験などから、今回の「闇の時間」について、ダークボックスが最初に制作されたのは 1975年、それから40年間このテーマは続いていて、当館では特に竹林の「竹の中の闇」作品が際立っています。
トーク終了後は会場に設置された大きなダークボックを封印するイベントとなりました。 クジで選ばれた20人が真っ暗闇の中で手探り状態で勘だけを頼りにしっかりとボルト締めしてカスヤの闇の封印が終わりました。

ドイツからのお客様2015/10/21

 以前は葉山に住んでいらっしゃったウタさん、いまはボンで暮らしています。短い帰国の合間をぬって愛車で来てくれました。
ちょうど友の会の福嶋さんもいらっしゃったので記念撮影。 いつも気にかけていただいているこのブログ、なかなか更新されないので叱られてしまいました。これから気をつけますので、懲りずに覗いてみてください。

秋晴れの日に2015/10/09

 お客様からのプレゼントです。
雄花にバッタ、なんてステキでしょう。
日向ぼっこのママちゃんです。