松澤宥展の準備中です。 ― 2023/11/26
初冬のカスヤの森 ― 2023/11/12
現代詩より ― 2023/11/03
現代詩より ― 2023/11/02
現代詩 若江漢字
POEM 1970-2020
<パレスチナ> 2002年5月作
かって最高の叡智が示された大地で
ハリネズミ達がまた騒ぎ出す
己の不足を先住民押しつけ
偽りの舞踏を荒地で踊る
貧弱な送風機から
ヘブライ語のEメールが走り出て
荒地に土嚢を運んでも
命によって支払われる不経済な手形が
占領地で増殖し続けるだけだ
カラカラの大地に
無遠慮に捨ておかれた鋼鉄車両
砂嵐を押し止めながら
サビ色の演歌を唄う
遠い遥かな過去が利益を生み出し続け
鏡の外にはみ出た風景が
不毛の大地となった砂漠で
不遜にも警鐘を鳴らす
新世紀が開けたばかりの中東の
キツネ達
民族宗派のいわれなき業
きのうの被害者たちが喜々として
今日の加害者となる
因果な熱砂 砂礫の覇権
2021年10月1日出版 「現代詩」より
POEM 1970-2020
<パレスチナ> 2002年5月作
かって最高の叡智が示された大地で
ハリネズミ達がまた騒ぎ出す
己の不足を先住民押しつけ
偽りの舞踏を荒地で踊る
貧弱な送風機から
ヘブライ語のEメールが走り出て
荒地に土嚢を運んでも
命によって支払われる不経済な手形が
占領地で増殖し続けるだけだ
カラカラの大地に
無遠慮に捨ておかれた鋼鉄車両
砂嵐を押し止めながら
サビ色の演歌を唄う
遠い遥かな過去が利益を生み出し続け
鏡の外にはみ出た風景が
不毛の大地となった砂漠で
不遜にも警鐘を鳴らす
新世紀が開けたばかりの中東の
キツネ達
民族宗派のいわれなき業
きのうの被害者たちが喜々として
今日の加害者となる
因果な熱砂 砂礫の覇権
2021年10月1日出版 「現代詩」より
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飛び立ったフェニックス! ― 2023/10/14
そろそろ猫びより ― 2023/10/08
今日は十五夜、中秋の名月、見られますように、、、 ― 2023/09/29
−流転のなりゆき−がスタートしました。 ― 2023/09/03
残暑の厳しい中でしたが大勢の方々がオープニングに来てくれました。
昨日から始まった古堅太郎・福田惠・武田竜真の3人展「流転のなりゆき」、それぞれ広島、ベルリンから展覧会のために来てくれました。武田さんのフライトが1日遅れたりしましたが、オンラインでの展示の打ち合わせも済んでいたせいか、いたってスムースに進みとても見応えのある展示になりました。
子育て世代のカップルも多く賑やかで家族的な雰囲気のパーティーでした。 3人の作家それぞれに現代社会への考えや意見を作品に込めて制作されています。3人はベルリンに滞在・制作していた時に知り合ったそうです。武田さんは7月から8月にかけてベルリンでも展覧会があり、それが終わってすぐにこちらへの向かわれたようです。パーティーが終わって古堅さん、福田さんは広島へ、武田さんは次の滞在先の東京へ向かって去ってゆかれました。 作家の皆さま、ご来館いただきました皆さま有難うございました。 会期は11月19日までと先が長いのでお知り合いの方へもご案内していただけましたら嬉しいです。
子育て世代のカップルも多く賑やかで家族的な雰囲気のパーティーでした。 3人の作家それぞれに現代社会への考えや意見を作品に込めて制作されています。3人はベルリンに滞在・制作していた時に知り合ったそうです。武田さんは7月から8月にかけてベルリンでも展覧会があり、それが終わってすぐにこちらへの向かわれたようです。パーティーが終わって古堅さん、福田さんは広島へ、武田さんは次の滞在先の東京へ向かって去ってゆかれました。 作家の皆さま、ご来館いただきました皆さま有難うございました。 会期は11月19日までと先が長いのでお知り合いの方へもご案内していただけましたら嬉しいです。
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