昨日、 磯谷さんと中尾さんの対談がありました。2026/04/12

昨日は夏日のような暑さでしたが会場にいっぱいのご参加者でした。 10年ほどの長い交流があるお二人の対談は作品についての意図などの細やかな面も伝わりました。タンパク質のミルクに浸った陶磁器は痛みの回復の意味を持つと語っていました。
アート関係の方々だけでなく、美術館にふと立ち寄ってくれた方などからもとてもよい対談だったとの声をいただきました。 磯谷さん、中尾さん、有難うございました。

磯谷博史展のオープニングでした。2026/03/19

先週の土曜日(3月14日)は磯谷博史「回復」展のオープニングでした。 好天に恵まれ階段脇の早咲きの桜が満開の中でのオープニングは心豊かなめでたい展覧会のスタートになりました。

壁面には破壊された陶磁器が傷口を癒すかのように牛乳に浸された写真か展示されています、床には様々な出所から集められた繊維で織られたロール状のフェルトの上に陶土で作られた球体、しかもそれは5000年前の縄文土器の破片を粉末化し現代の粘土を合わせて球体化したそうです。 牛乳に浸された磁器のなんとも言えない癒しの触感が波動のように伝わってきます。この感覚を創造するアーティストって素晴らしい!

バレンタインコンサートでした。2026/02/20

2002年の宮脇愛子さんの展覧会に初め高橋アキさんのピアノコンサートを当館でいたしました。愛子さんの展示作品に合わせるような即興曲「うつろひに寄せて」でした。
その即興を聴いてくださった坂倉ユリさん(坂倉準三夫人)は「私の人生でもっともすばらしいコンサートです。」と絶賛してくれた言葉を昨日のことのように憶えています。 あれから毎年のようにカスヤの森現代美術館でアキさんのコンサートが続いています。 毎年展示作品に合わせるかのようにプログラムを練って考えてくださるので楽しみに待ってくださる方が大勢いらっしゃいます。
今年は若江漢字さんの「絵画という問い−1」で、マルセル・デュシャンの俗称「大ガラス」を「マリアの聖天図」として考えた作品などが並ぶ展示室でのコンサートでした。

円熟のピアニストによるフランスのピアノ・ラモーがとても機嫌よくシューベルト:即興曲3番Opus 90-3変ト長調の演奏を奏でます。メシアン、ジョン・ケージ、佐藤聰明、武満徹、で一部を終了しました。二部はすべてサティだけのアキさんの世界が目一杯拡がりました。 サティの曲はいつまでもいつまでもいつまでも聴いていたい気持ちになります。 ありがとうアキさん、そしてともに楽しんでくださった皆さま。

ギターとシュビの演奏がありました。2026/01/18

 昨日は以前からご案内の演奏会がありました。 楽器はギターとアルメニアの民族楽器・シュビ(あんずの木で作った縦笛) 、ギターは欣侘東生さん・シュビは藤川星さん。
欣侘さんは昨年に「宇宙のなぞを解く」ー12平均律のはなしという本を出版され、西洋音階についての歴史などを詳しく調べて書かれています。 またスペイン・バルセロナのガウディのサグラダファミリアに感銘をうけた話など幅広い捉え方で音楽と関わっていらっしゃいます。 またシュビは邦楽の尺八にも似た空気の奏でる音色は遥か昔へ誘われるようでした。
ヒカルランド発行 2,750円
規律を保った西洋音階と民族的な緩やかなシュビの音色のコラボレーション、演奏終了後のなんとも言えないような豊さに満たされた気持ちを大勢の方々が感じ午後でした。 有難うございました。
美術館入口のシンボルツリー、「ミモザ」がゆっくりと開き始めています。

平田真希子さんのピアノ&トーク2025/08/16


先週の土曜日に開かれた平田真希子さんのピアノ&トークはとてもイキのいいステキな会でした。

LA在住で夏休みに里帰りされた一ヶ月間に様々な場所で様々なピアノコンサートをされて一昨日LAに帰国されました。 滞在中の様子をご自身のHPでアップされていますのでぜひご覧ください

↓↓

"Dr. Pianist" 平田真希子 DMA



また、演奏プログラムはお客様の気持ちを吸収しその場で組み立て演奏したいので事前にはあえて作らないことが多いそうです。
当日9日に演奏された曲目は下記になります。

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ショパンのエチュード、Op. 25-1 「Aeolian Harp」
山田耕作 黎明の観経
ショパン Op. 28-15 Raindrops
ショパン Op. 28-4, E minor
モンポ― ショパンのテーマによる変奏曲より
モンポ― 前奏曲8番「一滴の水について」
ショパン Op. 10-12 「革命」のエチュード
モーツァルト 「きらきら星」の主題による12の変奏曲
ドビュッシー 月の光
ーーー休憩ーーー
ベートーヴェン 「月光」のソナタより一楽章
ラヴェル 曲集『鏡』より「悲しい小鳥」
ラヴェル 曲集『鏡』より「大海の中の小舟」
ガーシュウィン 3つの前奏曲
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真希子さんは2001年から数回当館で演奏する機会がありました。 当時の演奏後の記念写真が残されていて2025年と合わせて興味深いものがあります。

「白鳥座」・雪雄子舞踏公演2025/07/27

 昨日、午後4時から舞踏家の雪雄子さんの公演がありました。 <br> 題名は「白鳥座」でした、白く塗った顔と頭部に白い薄物のコスチュームを纏って足を床に滑らすようにゆっくりと展示室に進み対角線上のコーナーで回転するのです。 鳥の翼のような長くて真ん中で割れた衣装が象徴的に揺れたりして翼を羽ばたかせているようです。
この公演が決まったのはほんの数週間前のこと、雪さんが美術館へ来館され展示室の中で自然に舞い始まるかのようjに目を輝かせぜひこの空間で踊りたいとのオファーがありました。 舞踏公演の日程をバタバタと畳み込むようjに決め、昨日に行われました。

昨日のクロージンングライブ2025/05/19

 3月8日から始まった中沢研・平川恒太《境界》展は昨日クロージングライブで終了いたしました。 様々な桜に祝われたオープニングから緑一色に染められたクロージングに自然と共にあるカスヤの森現代美術館の2ヶ月半でした。
ライブのFutamata Junさんの重奏的なヒューマンボイスは来館された方々の耳を奪うような不思議な音域の声でした。
気持ちを引っ張られるような電子音楽の音階にちょっと踊りだしたくなってしましました。 平川さん、中沢さんご協力有難うございました。
庭のばんまつりの花に珍しい蝶を見つけました。 「長崎アゲハ」でしょうか。

急ぎ足の春です。2025/04/18

 桜も今年はゆっくりと楽しみ、続けて若葉の新緑が目に眩しい頃になりました。 昨日は平川恒太さんと作家の方々が来館され急ごしらえの筍ご飯でランチでした。一年通して絶好の陽気のもと表のデッキに集まってのんびりとした時間を過ごしました。若い力で旬の筍も掘ってもらってとても助かりました。

ギャラリーツアーのご案内です。 ゴールデンウィーク中の5月1日(木)・4日(日)午後2時〜3時30分頃 開催中の展覧会について展示作家のトークがあります。 続いてカスヤの森現代美術館の展示室と野外作品のご案内をいたします。 爽やかな竹林に吹く風を感じながら非日常の時間をお楽しみいただけます。どうぞお気軽にお出かけ下さい。 お申し込み不要です。

三浦按針物語のコンサート、2024/12/08

 昨夕、三浦按針(ウイリアム・アダムス)の生涯を歌曲と語りでたどるコンサートがありました。歌手はイギリス在住のカウンターテナー・ファーガル・モンスティン・ウイリアムズさん、今回は三ヶ所程で公演をされ最後がカスヤの森現代美術館でした。 按針が1564年に生まれ1600年に豊後に漂着し江戸に行って徳川家康に拝謁し気に入られてサムライとなり旗本の称号を授けられ三浦半島に領地を与えられます。幕府のお役に立ったその55年の生涯をオペラ風に仕立てたコンサートでした。 ユニークな企画はピアノ伴奏された大高真梨絵さんから持ちかけられました。 当館のピアノ・ラモーがトワイライトタイムにぴったりと響き素晴らしい時間でした。

デュシャンについてのトークイベントがありました。2024/10/07

 ようやくやってきた感の秋ですね。 昨日、若江漢字さんによるマルセル・デュシャンについてのトークイベントがありました。

展示会場にちょうど収まる方々のご参加有難うございました。 久しぶりに来てくださった方やこれから画廊を開く方など懐かしい
はじめに美術史の始まりから現代まで近代美術の提要を図式化したプリントを基に始まりました。
デュシャンの誕生から歩んだ道のりをざっくりと織込んでその作家像を解説しました。 後ほど当館HPのYouTubeで公開予定です。