いよいよ展示作業が始まりました。 ― 2018/10/01
昨日に続き展示作業 ― 2018/10/02
公開制作にあたり、予行練習もいたしました。 ― 2018/10/03
公開制作の様子です。 ― 2018/10/05
昨日、山口さんが作品を公開制作いたしました。 当館では初めての作家による作品の公開制作でしたが、さすがワシントンの名門大学ジョージワシントン大学で教鞭をとっていらっしゃった方なので、見る方への親切な解説もあり、自作のスライドもありました。
意外なアクリル絵具の使い方やユポといった特殊な紙を使ってのドローイングが皆さんの見守る中で出来上がって行く課程はアーティステックな不思議さが漂っていました。
人々の暮らしの中で欠かす事の出来ない「水と火」。しかし、時には私たちの生命を脅かす事もある「水と火」。山口さんは今回、相反する性質のこの2つの要素を神話になぞられるように象徴的に使って作品を制作されました。
オブジェが山口さんの仕事の中心になるので、スライドショーで紹介し ていただきました。
公開制作された作品は完成し次第、展示されますので今回立ち会えなかった方も後日ご覧いただけます。
今日も昨日の作品制作の仕上げです。
トークイベントそして、オープニングパーティー ― 2018/10/08
昨日は公開制作に続き、ゲストを迎えてのトークイベントがありました。
アンソロジストとしてご活躍の東雅夫さんに山口由理子さんのインタビュアーをお願いし、今回の作品が生まれるきっかけや由理子さんがアーティストとして今に至る軌跡等をお話いただきました。高校卒業後に美大受験、その後エンジニアだったお父様がアメリカに帰化し、近くのUCバークレー校に入学してからアメリカの生活がスタートされたそうです。
今回の展覧会は2009年にイタリアのベラージオでミネケ・シッパーさんと出会い、神話30点を絵画化することになりました。途中何度もミネケさんから出来上がった絵画へのダメ出しがあり、お互いのやりとりが厳しかったそうです。
日本そして世界で起きている様々な災害は人々の日常を打ち砕いてしまいます。そんな絶望の淵から、人は光を見つけて今日まで歩んでいるのです。神話は歴史の語り部として尽きない物語として残されているのです。
途中、東雅夫さんのよく通る声でオセアニアの「海の神、ルアハトゥ」の神話の朗読が始まると、会場はシーンとなってその結末絵画と共に想像しているようでした。 できることなら、東さんにこの神話全部の朗読をお願いしたいくらいでした。
アンソロジストとしてご活躍の東雅夫さんに山口由理子さんのインタビュアーをお願いし、今回の作品が生まれるきっかけや由理子さんがアーティストとして今に至る軌跡等をお話いただきました。高校卒業後に美大受験、その後エンジニアだったお父様がアメリカに帰化し、近くのUCバークレー校に入学してからアメリカの生活がスタートされたそうです。
今回の展覧会は2009年にイタリアのベラージオでミネケ・シッパーさんと出会い、神話30点を絵画化することになりました。途中何度もミネケさんから出来上がった絵画へのダメ出しがあり、お互いのやりとりが厳しかったそうです。
日本そして世界で起きている様々な災害は人々の日常を打ち砕いてしまいます。そんな絶望の淵から、人は光を見つけて今日まで歩んでいるのです。神話は歴史の語り部として尽きない物語として残されているのです。
途中、東雅夫さんのよく通る声でオセアニアの「海の神、ルアハトゥ」の神話の朗読が始まると、会場はシーンとなってその結末絵画と共に想像しているようでした。 できることなら、東さんにこの神話全部の朗読をお願いしたいくらいでした。
やっと出来た、くつろぎの時間。 ― 2018/10/09
竹林の景色 ― 2018/10/20
今、山口さんは遅れて来日されたご主人と一緒に京都旅行を楽しんでいらっしゃいます。
山口由理子さんが来日された日に来た台風24号の被害は、当館の竹林の榎の大木を傾かせてしまいました。太い根っこは市道を持ち上げ、結局伐採せざるを得ませんでした。その搬出に重機が2台入って、材木をトラックに積み込み、チップにするために運び出す作業が一週間ほどかかりました。
竹の始末する費用は個人持ちと言われ、請求書をみてビックリしてしまいました。竹林を管理することは、今後の大きな課題の一つです。
一方で怪我の功名、といったところでしょうか、広くなった竹林は見通しがきき、西日が長〜い筋となって竹林に伸びています。
西方よりの光明が石仏を輝かせています。
竹林への道が少し整備されました。
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