コロナ憎し! ― 2020/05/20
昨日の新聞で京橋のLIXILギャラリ–(1981〜)が9月末でクローズと書かれていました。大阪・梅田も同様だそうです。
それも休廊のまま閉廊へと向かってしまうのだそうです。
お別れも言えないで・・・本当にさみしいの一言です。
銀座から歩いて京橋への道は途中の文具の伊東屋へ寄ったりしてとてもお気に入りのコースでした。
ノンプロフィットの画廊で、若江漢字さんも自由なテーマと作品でインスタレーション(1990)と絵画(2010)での2回展覧会をしていただきました。一等地でありながら、空間が広くとても観やすい会場で、担当の方も本当に気持ち良く動いていらっしゃってバックにある会社の懐の深さを感じたものでした。
今回の発表では「運営コストの負担を考えた結果、経営編弾で閉廊を決めた」そうですが、今までの功績に感謝するとともにコロナ禍の大きさに背筋が寒くなる思いがします。
これまでの運営に関わった皆さまのご尽力に心より感謝申し上げます。
そして、もう一つ、京橋の名店の美々卯がやはり休店のまま閉店するそうです。LIXILギャラリーから地下鉄の宝町駅に向かう帰路にちょっと小腹を満たしてくれる麺は関西風のだしが効いた美味しいお店でした。二階でLIXILギャラリーの顧問の中原佑介さんと名物のうどんすきをご一緒したこともありました。
思い出すと暖かな気持ちになるかっての日常は、誰か言う「新しい生活様式」に覆い隠されてゆくのでしょうか。
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