展覧会のお知らせ2022/11/06

  さわやかな秋晴れが続き、竹林の散策には最適な頃となりました。 今年移植したり植樹したモミジや桜の紅葉も楽しんでいただけます。
お隣の県立近代美術館葉山館では「マン・レイと女性たち」展を開催しています。
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition?kan=hayama
当館で常設展示されてる宮脇愛子さんはマン・レイとは長年にわたり交流がありました。
マン・レイは宮脇愛子さんをモナリザに模したポートレート写真を撮影していて、今回の展覧会にも出品されています。 当館から展覧会の特別企画としての「マン・レイと日本」ルームに宮脇愛子さんの絵画作品一点を貸し出しています。 葉山の海に面した気持ちの良い美術館での展覧会、覗いて観てください。
それから兵庫県西宮市大谷記念美術館では、開館した50年前に遡っての回顧展を開催しています。 50年前の様々な作品は当時の時代背景と共に鮮明な記憶として残っています。まだまだ元気にご活躍の作家も多くいらっしゃいますが、アートを取り巻く変化に50年の年月を感ぜざるを得ません。 若江漢字さんの作品も出品されています。図録にある若江さんの作品です。1972年制作
図録も出版されています。

http://otanimuseum.jp/exhibition_221008.html

降る落ち葉にうもれそうです。2022/11/13

 今年も欅や榎の落ち葉の季節になりました。

例年11月中旬に一斉に落葉します、自然に葉を落として風に舞う様子は降るという言葉がピッタリです。 枯葉散る秋はさみしいものですが、今日のように落ち葉が意思をもって降るとさみしさより再び巡る季節の力を感じています。

Abraham David Christian展の最終日です。2022/11/20

 まだ残暑厳しかった9/17日に展覧会が始まりました。 季節が移り竹林には降るような欅や榎の落ち葉が舞っています。 展示されたのは立体作品1点とドローイング1点という極絞った作品でしたが作品の持つ力で見応えのある展覧会になりました。 コアなファンの方々にもご来館いただきました。 クリスチャンさんとは1975年にドイツで出会っていました、互いに若かった時代です。 この展覧会を機に作品と共にクリスチャンさんのお話を聞くことができあらためて彼の人間としての奥深さを感じています。 ご協力いただきました横田 茂ギャラリーに心より感謝申し上げます。