第2展示室の展示作品が変わりました。2023/03/05

 来年に開館30年となるのを機に長く常設展示していた作品を変えて新たに若江漢字さんの展示室になりました。
昨年、写真作品を中心とした若江ルームをオープンしましたが若江のもう一つの重要なメディアであるインスタレーション作品の展示を常設展示するために考えました。

作品は1990年代に制作され、1992年に横浜のS画廊、1994年の西村画廊の個展で発表した作品などです。 また、2011年の横須賀美術館での展覧会に出品した「アフリカにて」も展示しましたのでぜひ展覧会にお出かけの際には第2展示室にお立ち寄りください。
また、昨年オープンいたしました別館の若江ルームですが、写真作品に加えて立体作品「gift」1990年作を展示しています。 「gift」は英語では贈り物と訳されますが、ドイツ語では「毒」という意味で、言葉の二つの意味を含めて制作された作品です。

宮崎郁子さんの「ヴァリーとエゴン」展がスタートしました。2023/03/12

  昨日から当館で2回目の宮崎郁子さんの"Walky and Egon"エゴン・シーレと共にが始まりました。
オープンイングにぴったりの晴天の空に満開の桜が晴れやかでした。
都美術館でのエゴン・シーレ展に合わせて日曜美術館でも宮崎さんと作品が詳しく紹介されましたので昨日はそのテレビ番組を見た方が大勢お出かけくださいました。
岡山からしっかりと梱包された数多くの箱の中に優しく包まれた人体が横たわっています。寝ている子供を抱き起すかのように宮崎さんの腕に抱きかかえられるシーレとヴァアリーさん。
ラウンジのカフェスペースにはシーレと奥さまのエディットさんが向かい合わせに座っています。

百花繚乱2023/03/19

 桜開花の知らせが届いています、カスヤの森現代美術館でも早咲き桜の後を追いかけるように次々とお花の開花が続きます。 雨上がりのせいか、光がキラキラと輝きを増してエディットさんの細い指に差し込んでいました。

里の春かな・・・2023/03/31

 少し遅れて美術館入口の桜が満開です。
竹林の枝垂桜もエントランスから薄紅色の花が見えるほどに咲いています。春は次々と表情を変えて賑やかに彩りを増しています。
和タンポポ
浦島草も釣り糸を垂らしています。
筍の季節は山椒も芽吹きます。
日陰でも咲きます、シャガの花
利休梅は和製のライラック、