「松澤宥を語る会」のお礼2020/02/05

1922年2月2日生まれの松澤宥さんの98歳のお誕生日(ご存命なら〜)を松澤さんのご家族を囲んで大勢の方々に集まっていただき、思い思いに松澤宥さんを語っていただきました。語り終わった後に特別に用意したバースデーケーキを皆さまで一緒にいただき、あらためて松澤さんの作品について考える良い機会となる展覧会だと思います。 2002年に当館で開催した展覧会のタイトルは「80年問題」、1970年〜71年にローマクラブが発表した「成長の限界」、そして、2000年に西澤潤一・上墅勛黄(うえのいさお)・共著「人類は80年で滅亡する」で、今まで作品上だった問題が現実であるとの根拠を示された松澤さんが社会的なテーマの作品タイトルを冠したものなのです。 2002年の当館会場での作品制作の映像ば流れ、よく通る松澤さんの「80年問題」の作品コメントを読み上げる声が会場いっぱいに響きました。
節分前日につき恵方巻き、初午をまじかに三角稲荷

岡崎和郎さんご来館。2020/02/09

 
前回来られたのは若江漢字さんの「解読された大ガラスの謎」展(2015/8-9)なので、もう5年近く前になります。 岡崎珠子画廊で、松澤さんの展覧会をされましたので、松澤さんの作品については長い期間にわたり深く関わり、見続けてこられた方です。 松澤さんについての話題から次から次へと流れる会話のスピードはさずがに現役アーティスト、松澤さんのとともに、NYの河原温さんの作品についても若江漢字さんと会話が弾み、数時間があっという間に過ぎていました。本当に知的な会話を楽しませていただきありがとうございました。今年90歳になられる方とはとても信じられません、どうぞいつまでもお元気でご活躍ください。
先週の「語る会」から一週間たったチューリップ、色即是空の感あり。

Spring has come,2020/02/14

今年も変わりなく黒侘助や河津桜、クリスマス・ローズ、ふきのとうが庭や裏庭に元気な花を見せてくれています。 松澤さんの「80年問題」ではこの地球環境が年々壊れてゆくことを警告しています。変化なく楽しめる今はそう長くは続かないとしたら、出来ることって何・・・。
自宅の河津桜はまだ植えて10年くらいです。